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【毎日が変わる片づけのワザ(32)】「明日の自分に期待しない」前提で、仕事や家事のやり方を変える

  • 2021.8.22
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整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「明日の自分に期待しない」前提で、仕事や家事のやり方を変える

わたしはいつも、

「明日のわたしが、今日と同じように働けたり家事ができたりするとは限らない」

「明日のわたしが、今日と同じくらいやる気があるとは限らない」

という気持ちで仕事や家事、予定などを調整しています。

そのような考え方になったのは、育児休暇から復帰してからです。赤ちゃんは突然熱を出したり吐いたり体調をくずすもの。自分の努力や気合いだけではどうにもならない(子どもの)体調不良があることを痛感したのもこのころです。

「この作業は明日やろう」

「今日はちょっと無理して気合いで終わらせよう」

というのが通用しない世界に来てしまったのだ…と思ったわたしは、そこからその前提で仕事や家事などのやり方を変えました。

(1)その日にやらなくてはいけないことを少な目に設定しておく

今日中に終えたい仕事や家事などを、目標値の7~8割くらいにしておきます。そうすることで、続く(2)の「今日やれることは全部終わらせておく」が可能になります。

(2)今日やれることは全部終わらせておく

「これは明日やろう」と、途中で仕事を終わらせることはほとんどなくなりました。

「今持っている仕事はやりきった!」

「(メールやSlackで)連絡をもらって待たせている仕事相手もいない」

「もし新しい仕事が今突然きても、なんとか受けられるだろう」

くらいでその日を終えるようにしています。

(3)仕事は誰かに助けてもらえるようにしておく

今は仕事用のPCを持ち帰れるので、体調をくずしてしまっても自宅からメールやSlackなどで連絡できるため、そこまで事前準備はしていません。ただ、できるだけ「この共有フォルダを見れば私がやっている仕事の進捗具合は全部わかる」ように共有フォルダに最新の資料などを保存しておいたり、作業を渡しやすいところまで終えておいたりすることを心がけています。

(4)家は荒れ果てない程度に片付けておく、食料を買っておく

基本的に家事をやるのはわたしだけなので、

「2日くらい片づけなくてもそこまでひどいことにならないだろう」

「とりあえず今倒れても、娘は3日くらいは家にあるもので生きられるだろう」

というくらいにしておきます。具体的には、冷凍チャーハンや冷凍パスタ、冷凍うどん、レトルトカレーやご飯の炊きだめなどを常備しておくくらいですが、それだけでもかなり安心です。最近は5日分くらいのおかずを作り置きしていますが、もし体調をくずしてしまったらその作り置きもできないため、最悪何も作り置きできなくてもなんとかなるくらいの食材を常に確保しています。

(5)調整が難しい予定をあまり入れないようにする

わたしは「明日以降の自分の体調」もあまり信用していないので、先の予定を入れることが少しだけ苦手。仕事の打ち合わせ予定などが入ると、その日をターゲットに2週間くらい前から体調管理をはじめるほどです。

「明日以降のわたしがどれくらい頑張れるか、元気だかわからないよね」

という前提で常に行動してきた結果、気づけば「いつも先回りして対応している人」になってしまったようです…。でも、結果的にそのおかげで少し余裕を持って過ごすことができているような気がします。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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