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本当にきつい?手取り25万円の実態とは?

  • 2021.8.22

手取りとは、税金などを差し引いて自由に使えるお金のこと。手取り25万円の生活はきついのでしょうか。生活費の詳細を見ていきます。

■手取り25万円の生活はきつい?

手取り25万円は給料の額面でいうと30万円ほど。少ないというわけではありませんが、余裕があるというわけでもないようです。

貯金があまりできなかったり月の出費が赤字にならないように気を配ったりと、ある程度の我慢が必要なようです。また「欲しいものが買えない」「イレギュラーな出費があると一気に赤字になる」などお金の悩みも多いようです。

■生活費だけで給料が消えてしまう!

家賃の目安は手取り額の3割程度が相場と言われています。つまり、手取り25万円の場合は7万5,000円ほどということになります。お金の使い方は家族構成や住んでいる地域などによりさまざまですが、ここでは一人暮らしと仮定して平均的な金額を見ていきます。

単身世帯の場合
・家賃:約7万5,000円
・水道光熱費:1万1,686円
・交通通信費:1万8,217円
・食費:3万8,257円
(合計:14万3,160円)
※家賃以外は総務省家計報告単身世帯の場合の平均値より(2020)

上記は主だった支出であり、実際はこれ以外の支出もあるでしょう。しかし、残りは10万6,840円。こちらでやりくりしなければなりません。

■手取り25万円で節約するならどこ?

まず貯金をしたい場合は「余ったら」ではなく、最初に貯金したい額を手取りから差し引いてしまうのがコツです。5,000円でも1万円でも毎月貯めていれば気づけばまとまった額になります。

また、毎月の固定費を減らせるように考えてみましょう。住居費、水道・光熱費、通信費、保険料など、見直せるものは見直しましょう。特に住居費などは大きな支出であり、節約をしたい・貯蓄を増やしたいという場合には見直す効果大です。

■手取り25万円はやっぱりきつい!工夫も必要

なかなか余裕があるというわけにはいかない手取り25万円の生活。ちょっと旅行にいっただけでも赤字になりそうです。生活を豊かにするには、貯金のしかたと月々の固定費を見直すところから始めてみましょう。

文・鈴木郁恵

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