1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 1980年代好き、パリジェンヌのインテリア。

1980年代好き、パリジェンヌのインテリア。

  • 2021.8.21

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、モデルとして活躍する傍ら、オステオパシーを学ぶヴィクトリーヌ・マルカンが登場。今回は自宅のインテリアを紹介。

フォトアートと1980年代の音楽が大好きなヴィクトリーヌ。大好きな写真集やポスターを飾ったり、昨年のクリスマスに両親へリクエストして、プレゼントしてもらったレコードプレーヤーで音楽を楽しんだりと、こだわりのインテリア空間を演出。「一枚のポラロイド写真がミステリアスな雰囲気を醸し出すみたいで、大好き」と語ってくれたアンディ・ウォーホルが撮り下ろした写真集は、誕生日に友だちが贈ってくれたもの。オーディオテクニカのプレーヤーは、針を落とした時の音の広がりと豊かさに気分が落ち着くから、毎晩寝る前に聴いているそう。寝室の暖炉の上には、蚤の市で買ったアンティークミラーと親友とのポラロイド写真を飾って、レトロフェミニンなムードを演出します。

音楽と写真集、好きな年代でお部屋をスタイリング。

58年から87年までに撮り下ろしたアンディ・ウォーホルのポラの写真集『ANDY WARHOL Polaroids 1958-1987』。当時のアメリカに思いを馳せながら、1点ずつ眺めるのが大好きだそう。「アーティスティックな刺激を受ける大切な写真集です」

オーディオテクニカのレコードプレーヤーで毎晩聴くのは、アバやボニーMなどディスコミュージック。「80年代のカルチャーが大好き。音楽もファッションもすべて輝いていて、改めていまの時代に触れても、とても新鮮なの」

19世紀半ばのフランス国王、ルイ・フィリップ時代のアンティークミラーは、繊細なレリーフ飾りが気に入って蚤の市で購入。暖炉の上には会うたびに撮影する親友とのポラロイドをディスプレイ。

Victorine Marquant/ヴィクトリーヌ・マルコンモデル兼オステオパシーの学生。フランス中央部オルレアン生まれの21歳。12歳の時、オペラ・ドゥ・パリでクラシックバレエを学ぶためパリに上京。15歳でパリ国立高等音楽院のコンセルバトワールに入学し、午前中はリセで通常授業、午後は毎日バレエのレッスンで2年間を過ごす。現在は、モデルとして活動しながら、ダンスを通じて身体の仕組みについて興味を持ったのがきっかけで、オステオパシーを学んでいる。将来はダンサーとしての経験を生かしたオステオパシーのキャビネを持つのが夢。@victorine_mqt

元記事で読む
の記事をもっとみる