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「日向」は何と読む?5つの読み方がある難解漢字、その正解は…?

  • 2021.9.22
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今回ピックアップした漢字がこちら! 「日向」です。

「え? 別に難解漢字でもなんでもないよね…」と思われた方も多いはず。

しかし、なんと「この日向」は5つも読み方を持つスゴい漢字なんです!

さぁ、みなさんはすべての読み方を答えることができるでしょうか…?

「日向」の読み方!

5つある読み方のうち、2つまでなら答えられる方も多いと思います。

「ひゅうが」「ひなた」はおなじみの読み方ですよね。では、残り3つはどうでしょう…?

中でも難しいのは、“とある人物”の名前です。歴史に詳しい方でなければ、分からないかもしれませんね…!

それでは、正解を発表したいと思います。

正解は、「ひゅうが」「ひなた」「ひむか」「ひむかい」「にこう」でした!

それぞれの意味をご紹介!

ここからは、5つの読み方それぞれの意味をご紹介します!

「日向(ひゅうが)」

[1] 〘名〙 日に向かうこと。日に対すること。日を受けて草木が繁茂すること。
[2][一] 西海道一一か国の一国。[二] 宮崎県北部の地名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「日向(ひむかい)」

〘名〙 日のさす方に向かうこと。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「日向(ひなた)」

〘名〙 (「な」は「の」の意、「た」は「こなた」「そなた」などの「た」と同じく、方向の意を表わすものか。「日の方」の意から)日の光の当たる方。また、その場所。比喩的に人の目につく所や順境にもいう。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「日向(ひむか)」

古代、筑紫(九州)の東南部を指した呼称。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「日向(にこう)」

[生]建長5(1253).上総
[没]正和3(1314)
鎌倉時代の日蓮宗の僧。六老僧の一人。佐渡阿闍梨とも呼ばれる。

出典:『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』 ブリタニカ・ジャパン

 

この中でも一番難しいのは、やっぱり「日向(にこう)」ですよね。

「六老僧(ろくろうそう)」とは日蓮が臨終の際に指名した六人の高弟のことです。

筆者は大学受験で日本史を選択しましたが、使っている参考書に「日向(にこう)」は出てきませんでした。ご存知だった方は、かなりの歴史通かもしれません…!

まとめ

いかがでしょう、みなさんは読み方をいくつ答えられましたか?

「日向」のように読み方が5つもある熟語はそうないですが、2つや3つの読み方を持つ熟語なら散見されます。気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね!