BTSのワールドツアーが中止に、事務所側は「新しい公演を準備中」と発表

BTS（防弾少年団）のワールドツアーが結局中止となった。

所属事務所のBIGHIT MUSICは8月20日、公式ファンコミュニティを通じて『BTS MAP OF THE SOUL TOUR』のキャンセルを知らせた。

事務所側は「当社は、『BTS MAP OF THE SOUL TOUR』に対するファンの皆様の長い期待に応えるため、公園再開のため多くの努力を傾けてきた。しかし様々な不可抗力的な変化により、これまで計画していた公演と同じ規模、スケジュールで再開するのは事実上難しい状況」とし、惜しくもツアーを中止せざるを得なかったことを明らかにしている。

続いて「今回のツアーに関しては、2020年2月のソウル公演キャンセル、3月の北米公演の延期などの措置があり、ヨーロッパおよび日本公演はチケット販売を控えている状況で、全体のツアースケジュールを暫定的に中断した経緯がある」とし、「続いて全面キャンセルをお知らせすることになり、より申し訳ない気持ち」と伝えた。

そして「『BTS MAP OF THE TOUR』の再開をお待ちいただいたファンの皆様に、改めてお詫びの言葉をお伝えし、ファンの皆様の期待に応えるため、可能な限りのスケジュールと形態の公演を新たに準備中。なるべく早くお知らせしたい」と付け加えた。

BTSは2020年4月に、蚕室（チャムシル）総合運動場のメインスタジアムでソウル公演を開催したあと、ワールドツアーを行う予定だったが、新型コロナ拡散の影響でツアーを暫定的に中断していた。