始めて知った～！【迚も】よく使ってる言葉なのに…

毎日のようによく使うのに、漢字表記があることを知らない言葉が、日本にはいくつも存在します。 「迚も」という言葉も、そのうちのひとつ。 よく使う言葉だけに、漢字で読み書きできたら周囲を驚かせられるかも？

（1）「迚も」の読み方

皆様は「迚も」という漢字を正しく読むことはできますか？ 「迚」の文字が読めない、という方も多いでしょう。 でも実は、毎日のように使うあの言葉なのです。 正解は「とても」と読みます。 「とても」を漢字で書けることを初めて知った方も多いのではないでしょうか？ （『広辞苑』より）

（2）「迚も」の意味

読み方がわかったところで、あらためて「迚も」の意味をご紹介します。 とはいえ、「迚も」は非常に使用頻度の高い副詞で、幅広い年代の方が使っているので、意味はすでにご存知ですよね。 一般的な意味としては、「非常に」「たいへん」という意味があります。 また、「とてもかくても」という言葉の略でもあり、「なんとしても」「いずれにしても」という意味ももつのです。 あまり使われていませんが、「どうせ」「所詮」という意味でもあり、多くの意味合いをもつ言葉だといえるでしょう。 （『広辞苑』より）

（3）「迚も」の使い方

さまざまな意味をもつ「迚も」という言葉。 「迚も大きい」「迚も便利」など、想像を超えていることを言い表すときに使用できますよ。 「迚も」を強調する言葉として、「迚もじゃないが」というものもあります。 「どんなにしても」「とうてい」という意味をもち、「迚もじゃないが出来ない」など否定する際に使われることが多いでしょう。 （『広辞苑』より） 「迚も」の読み方や意味について調べてみました。 難解漢字の読みが、実はよく使う身近な言葉だったのは驚きですね。 あまり知られていない漢字だからこそ、いざというときにサラリと読めれば、賢い印象を与えられるでしょう。 （恋愛jp編集部）