【三鷹】昭和にタイムスリップ体験！？レトロな路地裏の和菓子屋「すえき」へ

こんにちは。地域特派員kon-iroです。夏の暑さは覚悟していても厳しいものがありますね～。ぎらつく太陽の中を出かけると、くらくらしてきます。でもこの暑い時期だからこそおいしく食べられるのがかき氷！！ということで三鷹の『和菓子たいやき すえき』でかき氷を食べて来ました。

昭和の雰囲気ただよう路地裏の和菓子屋さん

『和菓子たいやき すえき』は、三鷹駅南口から徒歩8分ほど。中央通りのにぎやかな商店街から少しはずれたところにあります。すえきのある路地入口に立っている、のぼりが目印になります。

すえきは三鷹で人気だった甘味処たかね（現在は閉店）で長年勤めた職人さんが独立して立ち上げたお店。オープンしたのは2019年10月なのに、この路地にもともとある、昭和時代の名残を感じさせる雰囲気にしっかり溶け込んでいます。

昭和生まれの私には、子どもの頃の思い出がよみがえってきそうな、この空気感が懐かしいような、ほろ苦いような…！平成世代にも、この趣のあるレトロ感は惹かれるものがあるのではないでしょうか。

黒蜜の甘さが染みわたるかき氷！

すえきの名物はたい焼き。これは甘いあんこと生地が馴染んでとってもおいしいのですが、夏の間はお休み。その代わりかき氷が登場します。

今回いただいたのは黒蜜のかき氷。

黒蜜には奄美 徳之島の黒糖と沖縄 波照間島の黒糖で作られたものがあり、甘さの質が違うそうです。食べ比べてみたかったけど、かき氷２杯はムリ…なので徳之島の方をチョイス。

ふわっとさらっとした氷に、黒糖の甘さがしっかり感じられるシロップがたっぷり。トッピングされたきな粉の香ばしさが、黒蜜の風味を優しく引き立てています。シロップをやわらかい氷に染みこませて濃厚な甘さを感じつつ、あっという間に完食～。

今年初のかき氷で、熱くなっていた体をひととき冷ましながら涼を取ることができました。

ほかにも、宇治金時、生いちご+ミルクなど、色々なかき氷がすえきのインスタグラムで紹介されています。商品についてのメッセージを読んでいると、ひとつひとつの素材を吟味して選び、素材を生かした商品づくりをされていることが伝わってきます。

かき氷は夏の間のお楽しみなので、ぜひ暑さが残っているうちに試してみてください！

魅力的な和菓子が揃っています

たい焼きがお休みの間も、お団子や大福、水ようかんなどの生菓子を販売しています。

別の日には麩まんじゅうをいただきました。笹に包まれた涼し気なビジュアル、もっちりしっとりした皮に、優しいこしあんの甘さが絶品！つるんとしたのどごしと香りが嬉しくて、食欲のない夏でも繰り返し食べたくなる和菓子です。

定番のお団子は草、のり、みたらし、ごま、きなこの5種類。ほかにも豆大福、旬の果物が入った大福やようかん、そして名物のたいやきなど、一年を通じてその季節ならではの和菓子を楽しむことができます。

かしこまらずに日常的にいただける気軽さがありながらも、こだわりのある上質な和菓子ばかり。ぜひ三鷹ですえきのある路地を探してみてください！

◆和菓子・たいやき すえき◆ 住所：東京都三鷹市下連雀3-31-10 アクセス：JR三鷹駅南口徒歩10分 営業時間：11:00～19:00（売切れ次第閉店） 定休日：月曜日・火曜日 Instagram：https://www.instagram.com/mitaka_sueki/ Facebook： https://www.facebook.com/sueki2019