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この漢字読めますか?【八岐大蛇】ゲームやアニメにもよく出てくるかも!

  • 2021.8.18

日本には、地域によってさまざま神話があります。 神話には、難読漢字がズラズラ出てきますが、今回は「八岐大蛇」です。 読み方がわかれば、聞いたことがあるでしょう。

(1)「八岐大蛇」の読み方

「蛇」という漢字があるので、蛇の名前かなと想像がつくでしょう。 しかし、そのまま「へび」と読むと読めなくなってしまいます。 この漢字は「やまたのおろち」と読むのです。 ゲームやアニメ、テレビなどで一度は耳にしたことあるでしょう。 出雲神話に出てくる蛇のような生き物になります。 (『広辞苑』より)

(2)「八岐大蛇」はどんな生き物?

「八岐大蛇」とは、よく目にする蛇のような生き物と同じなのでしょうか。 「八岐大蛇」は、出雲神話にでてくる生き物です。 簸川(現在の斐伊川)の上流にいたといわれている大蛇になります。 「八」という字のごとく、首が8つにわかれているのです。 体の1つなので、8つも首があれば姿かたちは大蛇そのものといえるでしょう。 ちなみに、八岐大蛇を倒したのが素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。 八岐大蛇に食べられそうになった奇稲田姫(くしなだひめ)を救い、天叢雲剣を得たと伝えられています。 (『広辞苑』より)

(3)「八岐大蛇」がでてくる出雲神話とは

「八岐大蛇」が登場する出雲神話とはどこのお話なのでしょうか。 出雲神話とは、島根県の出雲地方を中心とした神話のこと。 先ほどでてきた素戔嗚尊は神が住む世界である高天原を追い出され、行きついた先が出雲地方でした。 ここにきたことで、八岐大蛇に会い退治し、出雲地方を救ったのです。 その後、素戔嗚尊と奇稲田姫は結婚をし、子どもをもうけます。 その中の1人である大国主命(おおくにぬしのみこと)が、のちほど有名になるのです。 八岐大蛇を退治するこの神話は、岩見神楽として見られます。 伝統芸能になるので、機会があった際はどうぞ。 (『広辞苑より』) 神話に出てくる生き物の「八岐大蛇」。 あなたの住む地域にも神話があるので、調べてみるのもおもしろいですよ。 これを機に、地元を知ってみてはいかがでしょうか。 (恋愛jp編集部)

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