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どんなに相手が悪くても、怒ってはいけない理由とは?

  • 2021.8.18

年齢を重ねても、平常心を保つのは難しい。イライラが抑えられず、つい大人気ない言動をしてしまって後悔......ということも。周囲から怒りっぽい人と思われて良いことはないので、感情をコントロールしていきたいものだ。

8月3日、有川真由美さんの『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』(PHP研究所)が発売された。

本書では、怒りや不機嫌、寂しさなどのネガティブな感情とうまく付き合っていく方法を紹介していく。自分の感情とうまく付き合うことは、仕事のスキルや成功哲学を学ぶより重要ともいえる。感情を整理することで、周囲からの印象が変わり、人生も好転していく。

イラストを担当するのは、Jamさん。可愛らしい漫画を交えながら、有川さんが、日常の「あるある!」という場面をやり過ごすための考え方を指南してれる。あなたも、「自分もネガティブな感情に翻弄させられているかも...」と自覚させられる瞬間があるはず。

人生がうまくいかない原因は「自滅」

感情の整理でいちばんやっかいなのは、「怒り」だ。イライラして仕事に集中できなかったり、無駄なエネルギーを使ったり、ひどくなると、うつや胃潰瘍など健康を害することも。

人生をうまく進めていく人の共通点は、自分の感情と現実との折り合いをつけるのが、うまいこと。自分の感情は、それはそれとして受け止めて整理しつつ、現実に対しては、「あら。そうですか」と、あっけらかんと向き合っているのです。(「はじめに」より)

周囲に思い当たる人がいる、という人も多いだろう。急な変更や理不尽な出来事にも動揺を表に出さずに、淡々と向き合う人。たしかに、そういう人には声もかけやすいし相談事もしやすい。

反対に、人生がなかなかうまくいかない人の共通点は、自分の感情を持て余し、現実と折り合いがつけられないことだという。つまり、うまくいかない原因は、怒らせた相手ではなく、自分の感情をコントロールできないことによる「自滅」なのだ。

人生を前向きに進めていくには、仕事の能力以前に感情のコントロールが大切だ。どんなに仕事がうまくいっていても、ネガティブな出来事に翻弄されていては疲れ切ってしまう。タフでポジティブな自分になるための考え方を取り入れていきたい。

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