神社で参拝する前には、竹でできたひしゃくで手や口を水で清めますよね。
あの清めるために使う水のことを「手水」と言います。
それぞれ1文字ずつでも意味が通じる簡単な漢字ですが…一体何と読むのでしょうか?
ちなみに「てすい」ではないですよ。
さあ、正しく読んでみてください!
「手水」の読み方!
もともと「てみず」という言葉から派生した読み方なので、連想していくとわかるかもしれません。
「なんとなく聞いたことある!」という方もおられるのではないでしょうか?
昔はお手洗いのことも、「お手水はどちらですか?」という風に表していたそうですよ。
それでは読み方を発表したいと思います。
正解は「ちょうず」でした。
「手水」について
「手」という漢字で「ちょう」と読むのはなかなか珍しいですよね。
神社の看板に読み方が書いてあり、それを見て覚えていた人もいるかもしれません。
「手水(ちょうず)」の意味を辞書で詳しく調べてみましょう!
①手や顔を水で洗い清めること。また、その水。
②[古風な言い方で]用便。また、便所。
◆「てみず」の転
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2010年11月26日版)
ちなみに、神社では手や顔を洗い清める場所のことを「手水舎(てみずや)」と呼びます。
場所や地域によっては「ちょうずや」「ちょうずしゃ」「てみずしゃ」と言われることもあるそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「手水」は「ちょうず」と読みます。
意外と知らない人は多いので、 神社にお参りに行った際にはぜひ家族や友人に話してみてくださいね。