「お家時間」が増えた現在、新しく趣味や勉強などを始められた方も多いのではないでしょうか?
初めは「出来なかった」ことでも、少しずつ「出来る」ようになるのは、大人になっても嬉しいですよね。
さて、上記の通り「出来る(できる)」は日常生活でも頻繁に使う言葉です。ですが、「出来」の2文字だけで全く異なる読み方があるのはご存知でしょうか?
読み仮名は小文字を合わせて5文字です。
さあ、正しく読んでみてください!
「出来」の読み方!
「出来」は日常でも意外と使われているんですよ。
例えば、新聞や雑誌でよく見る本の広告で、本の売れ行きが良いときに「重版出来!」というキャッチコピーがつけられていることがあります。
「そういえば見たことあるかも」と言う方も多いのではないでしょうか?
では「出来」の読み方の発表をしたいと思います。
正解は「しゅったい」でした!
「出来」について
「来場(らいじょう)」や「来客(らいきゃく)」など、「来」を「らい」と読むことはあっても、「たい」と読むのは珍しいですよね。
では、「出来(しゅったい)」とは具体的にどのような意味なのでしょうか? 目にしたり耳にしたりした経験はあっても、きちんと説明出来る方は、意外と少ないかもしれません。
「出来」について、辞書で調べてみましょう!
①事件・事故などが起こること。
②物ができあがること。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2010年11月26日版)
そう!「出来」は「出来事が起こる」「完成する」という意味なんです。
「重版出来(じゅうはんしゅったい)」とは「重版になった!」といったところでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
「出来」は「しゅったい」と読みます。
普段何気なく使っている漢字でも、実は意外な読み方を持っていることがあるんですよ。
気になった方がいれば、ぜひ調べてみてくださいね!