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意地悪な人が多い?ギスギスしてる!?「女性ファッション雑誌制作の裏側」【撮影前の準備編】

  • 2021.8.17

よくドラマの舞台にもなる、ファッション誌編集部。正直、「こんな意地悪な人いないし(そしてイケメンもいない…)」と観ていて思ったりします。では実際どんなかんじ?敏腕フリーランスライターの1カ月に密着しました。

「撮影までの準備」ライターは何をしている?

企画が決まったら編集者と打合せを行い、各スタッフに撮影を依頼。スケジュールを聞くだけでなく、なぜお願いしたいのか、誰からの指名なのかなど編集部の意図もきちんと伝えます。よりよいページにするべく、企画に携わる各スタッフとやり取りし、撮影日に向けて調整を行うのもライターの仕事です。

\ご案内します!/
坂本結香

大学生のときからJJ編集部でアルバイトし、卒業後は広告関係に就職するも、転職してフリーランスライターに。CLASSY.、VERY、STORY他、オンラインやカタログでも活躍。

編集部の入り口にはバックナンバーのビジュアルが。約20名のライターが編集者と班を組み、本誌とオンラインに携わっています。

編集者作成のコンテを元にフォトグラファーと打合せ。企画趣旨や衣装イメージを説明し、撮り方や撮影場所、小道具などを相談。

コンテはこんな感じ!

フォトグラファーとの打合せを踏まえて、ロケ地のアポ入れ。撮影場所が決まったらタイムスケジュールを組んで全スタッフに共有。

並行して来シーズンのトレンドリサーチのために展示会へ。プレスとの情報交換を通じて、ファッションやモノづくりの傾向をキャッチ。

\気になったアイテムやコーデをプラン用に撮影/
CLASSY.にハマるスタイリングを資料用に撮影。展示会回りはプランを考える上でも欠かせない仕事。この日は#Newansの展示会に。

\スタイリスト目線のこだわりを取材/
編集長チェックの前に、スタイリストとライターでコーディネートを確認。スタイリングのポイントも取材し、原稿に反映します。

コーディネート写真をページ順に並べて最終確認。編集者、スタイリストと一緒に、着用するモデルやシーン設定などを決めます。

小道具の買い出しもライターの重要な仕事。おしゃれな花屋や小道具に映えそうなスイーツ情報に常にアンテナを張っておくのも大切。

さらに撮影現場で何をしているの?記事ができるまでは…?という内容は後編でご紹介します。

撮影/杉本大希 ヘアメーク/小松胡桃〈ROI〉 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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