「本当に結婚して大丈夫？」彼（婚約者）の実家へ行ったときに気にするべきポイント

結婚前に婚約者の彼の実家へ挨拶に行くのは、緊張しますよね。

彼の親に気に入られように、ヘアメイクや服装、手土産などに気を遣うもの。

しかし結婚前に彼の親をチェックするのも大事です。彼の実家に行けば、様々なことが明らかになります。

特にどんな部分をチェックすればいいのでしょうか？

「本当に結婚して大丈夫？」結婚前に気にすべきこと

大好きな彼との結婚が決まったら、浮かれた気分になりがち。
しかし結婚前こそ、しっかり彼の親や育った実家を見極めるべきなのです。
実家に行ったときに気にすべきポイントについて解説します。

結婚前に彼の実家でチェックすべきことは？

彼の実家に行ったときに、どんなことを気にしたのか、先輩花嫁さんにお話を伺いました。

（1）父親の性格

「彼の実家に行ったときに、彼の父親の自慢げで威圧的な態度や発言が気になりました。それを彼の母親や、彼は無心で聞いているだけ。少しおかしな感じがしましたが、無事結婚。その後、彼も父親と同じように、自慢げで威圧的な言動が目立つように。悪いところも親に似てきちゃうのかな」（ Yさん27歳／事務）
小さい頃からの環境が当たり前になってしまうもの。
交際中は優しい彼でも、結婚後に豹変する可能性もります。
彼の親が家族に対して、どんな態度を取るのかチェックしましょう。
将来、彼が親のようになる可能性があります。

（2）母親の料理の味付け

「彼のお母さんは料理が上手。彼も実家では手料理をよく食べます。でも私の手料理はあまり食べないので、不思議に感じていました。彼の実家で手料理を食べたときに、味付けが明らかに違うことが発覚。彼の実家の料理は薄味の甘口な味付けに対して、私の味付けは酸っぱくて、濃い味付け。彼の母親に味付けのコツを聞き、見事彼の胃袋をつかむことに成功しました」（ Cさん26歳／繊維）
彼が頻繁に実家に帰り、母親の手料理を食べるようなら、おふくろの味が恋しい証拠。
彼の母親に直接、味付けのコツを聞くことで、一気に彼好みの味付けに近づけることができます。
客観的にまずいと思える味付けでも、彼にとっては恋しい味の場合も。
念のため、味付けのコツを聞いておきましょう。

（3）家族との仲

「結婚前に彼の実家に行ったのですが、家族の仲があまりいいとは言えませんでした。
連絡はほとんど取らず、“何年も会わなかったら、もう他人だから”と彼の母親が一言。
彼は幼い頃から、母親からそう言い聞かせられているようで、真顔でその発言を受け止めていました。なんだか寂しい気持ちになりました。結婚後の今もラブラブですが、家族になってからはどこか放っておかれているような気持ちになっています」（ Fさん31歳／医療）
家族への価値観は人それぞれ。家族仲が良いと「家族は仲良くするもの」という認識になります。
一方でほとんど連絡もせずに、他人同然という人も。
結婚後に彼女から妻になってよそよそしい関係になるのは、彼にとってそれが家族だからかもしれません。

（4）家が汚かった

「結婚前に彼の実家に言って、言葉を失いました。まるでゴミ屋敷で、足の踏み場もありませんでした。彼がまったく片付けできない人だったのも納得。出されたお茶を飲むのも気持ち悪く、すぐに家を出ました。今は別の人と結婚しましたが、入籍する前に実家に行っておいてよかったです」（ Hさん25歳／美容）
彼の実家に行けば、その家の清潔度がひと目でわかります。
言葉を失うほどの汚い家だと、結婚後に一緒に生活するのも大変。
散らかし放題の実家で同居することになったら、耐えられないですよね。

（5）彼は親の言いなり

「学生時代から交際していた彼は、親の言いなりでした。将来の目標も趣味も、交際する彼女も結婚相手もすべて親の言いなりにならないといけなかったのです。彼の実家にいくと、彼の親が私の職業をバカにするなど、失礼な発言ばかり。それなのに彼は何も言わずに黙って座ってみているだけでした。怒って私が彼の実家から飛び出しても、追いかけてこようともしません。親が嫌な感じでも、彼にとっては普通だったのかも」（ Sさん29歳／金融）
親が変な人でも、彼が守ってくれるなら何とかやっていけそうなもの。
自分の親が暴走しても放置したままの彼は、結婚後も変わりそうにありません。
親だけでなく、それに対して彼の態度もしっかりチェックしておきましょうね。

彼の実家でよく観察しておこう

彼の親に好かれようと緊張で頭が真っ白になる人もいますが、実家に遊びに行ったときはよくチェックしておくこと。
彼がどんな環境で大きくなったのか、知るチャンスです。
違和感や価値観のズレは、当たるもの。
将来、ふたりの関係に大きな溝ができる可能性もあります。
しっかりと彼の実家や家族を観察しておきましょう。
（番長みるく/ライター）
Photo by Samantha Gades