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正しい読み方が2つ!?「発足」の読み方、すべて答えられますか?

  • 2021.8.25
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「蛇」は「へび」と「じゃ」と読み、「犬」は「いぬ」と「けん」と読みます。漢字に音読みと訓読みがあることは、よく知られていますよね。

しかし、“一つの二字熟語に複数の読み方があるパターン”は、なかなかなじみがないと思います。

今回出題する「発足」は、そんな珍しい二字熟語の一つ。正しい読み方が二つあるのですが…みなさんは、すべて答えられますか?

「発足」の読み方!

「どちらか片方なら答えられるけれど…」という方も多いはず。しかし、二つとも答えられる方は少ないかもしれませんね…。

多くの方は「ほっそく」と読んでいるのではないでしょうか? もちろんそれは大正解! しかし、もう一つの読み方はなんでしょう…?

それでは、正解を発表したいと思います。

正解は、「ほっそく」「はっそく」でした!

「発足」について

「発明(はつめい)」や「開発(かいはつ)」など、「発」に「はつ」という読み方があることはおなじみのこと。でも、「発足(はっそく)」という読み方も正しいとは、思い至らなかった方も多いと思います。

ちなみに、「発足」の意味は下記の通りです!

① 旅立つこと。出立すること。門出すること。出発。出立。はっそく。
② 活動を始めること。団体や会議などが設けられ、活動し始めること。はっそく。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「定例会を発足する」など、日常では、②の意味で使われることが多いと思います。しかし、「故郷に向けて発足する」というように、①の意味で使うこともできるんですよ。

「はっそく」「ほっそく」どちらの読み方でもOK! なので、「はっそく? その読み方が間違いだよ!」なんて勘違いして注意することがないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

「発足」は「はっそく」「ほっそく」と読みます。

熟語の中には、このように複数の読み方を持っているものもあります。興味を持たれた方は、ほかにも同じパターンがないか調べてみてくださいね!