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「予々」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.8.22
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「ご高名は予々伺っております」

ビジネスシーンでも度々使われる言い回しですが、みなさんは「予々」がなんと読むか分かりますか?

「予約(よやく)」「予定(よてい)」「予算(よさん)」など、「予」は日常的によく使われる言葉です。しかし、もちろん「よよ」とは読みませんよ。

さぁ、チャレンジしてみてください!

「予々」の読み方!

「予」に「よ」以外の読み方なんてあるの? と思われた方も多いはず。

いえいえ、実はあるんです! たとえば「予め」と書いて「あらかじめ」。「予め〜しておく」という言い回しは、みなさんもよく使うと思います。

しかし、もちろん「あらかじめあらかじめ」なんて読み方はしませんよ! 「予め」と同じ意味で、違う言葉を考えてみてください。

いかがでしょう、分かりましたか…?

正解は、「かねがね」でした!

「予々」の意味

そう! 「予」には「予て(かねて)」という読み方があるんです。

この読み方に気付けた方は、「予々(かねがね)」にたどり着けたと思います。ちなみに、ほかに「予予」「兼兼」とも書けますよ。

なお、意味は下記の通りです。

〘副〙 (動詞「かねる(兼)」の連用形が重なってできた語))以前から。あらかじめ。かねて。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

冒頭で紹介した「ご高名は予々伺っております」は、「あなたの高い評判は、以前から知っています」といった意味です。

ちなみに、「ご高名」は「ごこうめい」とも「ごこうみょう」とも読みます。しかし、意味が微妙に変わってくるため、場面に応じて使い分けることが大切です。

ビジネスシーンでもよく使う言葉なので、正確に覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「予々」は「かねがね」と読みます。また、「かねがね」は「予々」以外にもそのまま「予予」「兼ね兼ね」とも表記できます。

社会人になったら、いつまでも学生時代の言葉遣いではいけません。様々な言葉を覚えて、一目置かれる存在になりましょう!