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見られたくない… 赤ちゃんのひどい肌トラブルに悩んだ日々【体験談】

  • 2021.8.14

4人目の育児。なにごとも慣れたものかと思いきや、初めてのひどい乳児湿疹に悩まされたというママ。赤ちゃんが脂っぽい肌やかさついた肌で悩み、症状が快方に向かうまでの体験談を紹介しています。

4人目ともなると、なんでも「もうベテランよね」と言われてしまいますが、何人産んでも初めてのことはあります。私の場合は、4人目にして初めてのひどい乳児湿疹に悩まされました。脂ぎった肌から、カサカサぼろぼろのお肌……見ていてつらかった乳児湿疹にまつわる体験談をお話しします。

ひどい乳児湿疹。外出先でつらい思いも…

湿疹ができ始めたのは生後3週間くらいから。脂漏性湿疹のことは退院前にも助産師さんに聞いていたし、上の子たちも多少は経験していたので「せっけんで洗い、保湿する」という対処をしていました。しかし一向に症状は良くならず、どんどんひどくなるばかり。

元々活動的な私でしたが、1カ月健診を過ぎても人にわが子の顔を見られるのが嫌で、産後うつのような症状とも重なってふさぎこんでしまいました。たまに出かけると「小さくてかわいいー!」の次には「でもお顔が……」と言われてしまい、ありがたいけれどスキンケアについていろいろアドバイスもされ、余計つらい気持ちになってしまいました。

湿疹が落ち着いてきたと思ったら今度は…

わが子が生後2カ月を過ぎるころ、ニキビっぽい湿疹はようやく落ち着いてきました。しかし今度は全身がカサカサに。足や腕、乳輪が赤くなり、頭皮からはフケがいっぱい落ちるようになってしまいました。義母からはローションを渡される始末。

「自分でもしっかり保湿対策しているのに……」と、ありがたいけれどなんとも言えない気持ちになりました。頭皮には魚の鱗のようなものもできていましたし、わが子もかゆいのかかきむしってしまい、枕に血がつくことも。4人目にしてとても髪の毛の薄い子だったので、傷も目立って痛々しかったです。

病院に行くのも気を使う

湿疹を診てもらいたいけど、風邪やインフルエンザなど、病気をもらったらどうしようと思うとなかなか病院に行く気にもなれずにいました。ましてうちは4人の子どもがいて、ほぼワンオペ育児。

産後で弱っている私は、何か病気をもらったらヤバイ!と思っていました。しかし、カサカサでつらそうなわが子を見るとかわいそうで……。そこで生後3カ月のとき、義実家の都合の良い日に上の子たちを預け、午後一番でかかりつけの病院を受診しました。

病院で診てもらってよかった!

病院で診てもらったところ、「アトピーっぽいね」と言われ、弱めのステロイド入りの軟膏と、非ステロイドの保湿剤を処方してもらいました。ステロイドと聞くと少し不安もありましたが、湿疹のひどい部分に決められた回数を守れば大丈夫ということで、使っていくとすぐに良くなりました。

しかし、良くなった途端にステロイド剤の使用をやめたら、また湿疹がひどくなってしまったので再受診することに。医師からは、「いきなりやめるのではなく、様子を見ながら徐々に回数を減らしていきましょう」との指導。それ以降、様子を見ながら、不安になったらまた受診しています。

4人目の育児ですが、初めてのひどい湿疹に一喜一憂した日々。病院でもらった薬で、なんとか症状は改善してきたように思います。とはいってもやっぱり保湿は欠かせません。子どもが増えると病院を受診することも大変ですが、いろいろな助けを借りながら頑張っていこうと思います。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラスト/塩り

監修/助産師REIKO


著者:小林まり

6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部

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