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社会人なら知っておきたい!【涅槃】ヒント:この境地に達したら凄いです…

  • 2021.8.13

「涅槃」という言葉を、一度は目にしたことはないでしょうか。 目にするものの、なんと読むのかイマイチわからなかったりしますよね。 さっそく見ていきましょう。

(1)「涅槃」の読み方

仏教と親密な「涅槃」。 これは「ねはん」と読むのですが、聞いたことあるでしょう。 その他にも、「涅槃図(ねはんず)」や「涅槃像(ねはんぞう)」などさまざま。 涅槃像と聞くと、横たわるタイの大きな涅槃像を思い浮かべるでしょう。 ただ横になっているのではなく、お釈迦さまの姿を表しているのです。 ちなみに、世界一大きな涅槃像は福岡県にあります。 (『広辞苑』より)

(2)「涅槃」の意味

「涅槃」には、2つ意味があります。 「煩悩をなくして絶対的な静寂に達した状態。二度と輪廻しない状態。仏道における理想の境地。般涅槃。滅度。寂滅。泥洹」 「仏、または聖者の死。入寂。入滅」 この域に達した方は、本当にすごいです。 まさに理想といえる状態といえるでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「涅槃」の由来

「涅槃」は、サンスクリット語で「nirvana(ニルヴァーナ)」が元です。 訳すと、吹き消すこと、消滅となります。 仏教をひらいたお釈迦さまが、火が消えるように静かに死んだこと様子から「涅槃」という言葉ができたのです。 お釈迦さまだからこそのお言葉になりますよね。 ちなみに、死人が北枕なのはお釈迦さまが死んだときの姿です。 そのときの姿が頭を北側にし、顔を西側にして横たわっていました。 これが元となり、死人を寝かせる際は北枕にし、思いなどを断ち切り、あの世に行かせます。 ここにもお釈迦さまが関係しているのは驚きですよね。 (『広辞苑より』)

(4)「涅槃」を使った言葉

仏教用語には、「涅槃」が入った言葉が数多くあります。 どのような言葉があるのか見ていきましょう。 「涅槃会」「涅槃経」「涅槃講」「涅槃寂静」「涅槃宗」 「涅槃図」「涅槃像」「涅槃門」「涅槃西風」 この中でも、よく耳にするのが「涅槃図」や「涅槃会」、「涅槃像」です。 「涅槃図」は、お釈迦さまが沙羅双樹の下で涅槃に入るときの様子を描いた絵になります。 (『広辞苑』より) 仏教を説明するうえで欠かせない「涅槃」。 死を表す言葉であることも、勉強になったのではないでしょうか。 この言葉を知ったあとでは、ものの見方も変わってきますよ。 (恋愛jp編集部)

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