「何に見える？」今あなたが“縛られているもの”がわかる心理テスト

人は人生を生きていく中で、何かしらに縛られながら生きているものです。何にも縛られていないように見える人も、おそらくどこか縛られた部分を持っているでしょう。今のあなたが何に縛られているかがわかると、少し気持ちが楽になるヒントとなってくれるかもしれません。探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.時計の針

2.鳥

3.ブーメラン

4.平仮名の「へ」

図形が時計の針に見えた人は、過去の出来事に縛られているようです。過去にあった出来事があなたに強く影響しているような場面がありませんか？例えば傷つけられた経験から、対人関係で勇気を出せなくなってしまっていたり、過去の栄光にいつまでもしがみついてしまっていたりしそうです。

このタイプの人は、思い悩みやすい性格をしていそうです。自分の中でもう気持ちの整理はできたと思うことでも、ふとした時に思い返しては傷ついた気持ちが蘇ってきたりしてしまうでしょう。未来よりも過去の方に目が向きやすかったりしそうです。

良い事も悪いことも、あなたを縛り付けてしまっているでしょう。過去の自分と今の自分はきっと違うはずです。ずっと同じではいられないでしょう。過去の出来事が今の行動を邪魔してくる時は、思い切って過去とは違う行動をとったほうが良いはずです。

図形が鳥に見えた人は、自分自身に縛られているようです。自分はこうあるべきだという強い考えを持っているのではないでしょうか。その自己イメージで自分を縛り付けることで、行動の自由を奪われてしまっていそうです。

このタイプの人は、ストイックで自己コントロール力にとても長けた人でしょう。自分をしっかりと律しているため、周りからの信頼も厚く、頼りにされる事も多いのではないでしょうか。ただ、そうやって常に周りの目を意識して自分を律することが、あなたを苦しめていそうです。

本心ではこうしたいけど、それはいけないからと諦めていることがたくさんあるのではないでしょうか。その考え方はとても大切な考えです。ただ、いつもそうやって自分を縛ってしまっては、あなたの本心が可哀想ではないでしょうか。時々、思い切って自分を縛らない選択もありかもしれません。

図形がブーメランに見えた人は、しがらみに縛られているようです。周りの人との関係や、他人の目に縛られてしまって、自分の本来の気持ちに沿った選択や行動が取れていないのではないでしょうか。がんじがらめになっているイメージを持っていそうです。

このタイプの人は、よく気が利き、他人のサポート役にとても向いたところを持った人でしょう。フットワークも軽く、気遣いもうまいため目上の人から可愛がられることが多いのではないでしょうか。広い交友関係を持っていたりもしそうです。

ただ、自分で広げた関係があなた自身を縛り付けてしまう結果となっているかもしれません。あっちもこっちも立てなければならないが故に、自分の行動に制限がかかることが多いでしょう。無闇矢鱈に関係を広げることで、あなたをさらに縛り付けてしまう可能性がありそうです。

図形が平仮名の「へ」に見えた人は、固定概念に縛られているようです。あなたが思う世の中の常識というものに縛られていることで、あなた自身の本心や自由な選択を阻まれているのではないでしょうか。

このタイプの人は、真面目で真っ直ぐな人でしょう。悪い事もあまりせず、きちんと規律正しく生きているようなところがありそうです。ちょっとくらいというルーズさもなく、少々融通の効かないところがあるかもしれません。

自分の気持ちのままに行動しようとしても、結局自分自身でストップをかけてしまうことが多そうです。間違いになりづらいというメリットはありますが、たまには固定概念から外れた行動にもトライしてみると、新しい発見があるのではないでしょうか。失敗も勉強になるはずです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース編集部