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1歳の息子が卵を食べたあと、じんましんと発熱…!お盆の帰省中に起きたトラブル【体験談】

  • 2021.8.11
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息子が1歳になったばかりのある日、卵を食べたあとにじんましんが出てしまったことがあります。しかもその日はお盆で帰省中。かかりつけの小児科は遠すぎるし、近所の小児科もお盆休み。そこでどのようにピンチを乗り越えたのか、またその後息子はどうなったのか、わが家の体験談を紹介します。

※コロナ禍前の体験談です

帰省先でまさかのじんましん

その日はお盆の時期で、私は子どもたちを連れて実家に帰省していました。朝食を終え遊んでいるときに、1歳の息子の首が赤くなっていることに気が付きました。暑いからかな? 汗でかゆいのかな?とはじめは気にしませんでしたが、赤い部分がどんどん広がり、腫れてきたのです。

これはじんましん? アレルギーかもしれない! 原因を考えたところ、朝食に卵を食べたからではないかということに。卵は何度か食べたことがあったのですが、もしかしたら量が多かったのかも、と心配になりました。

慌てて救急病院へ

かかりつけの小児科は遠すぎるし、近所の小児科もお盆休み。一番近い救急病院を調べて電話をかけると、すぐに連れてくるように言われました。診察の順番を待っている間、熱を測ると38度を越えていて、息子はずっと泣き続け、私はこれ以上ひどくならないよう祈るばかりでした。

診断の結果、アレルギーではありませんでしたが、先生に聞いてみると「卵にしっかり火が通っていなかったか、量が多かったのかもね」 とのこと。たしかに、今まで卵を食べてはいたものの一口か二口程度。それでもう大丈夫だと思ってしまった私は、ゆで卵1個のうち半分を与えてしまったのです。

その後、息子は…

病院で塗り薬と解熱剤をもらい、帰宅して数時間後、息子の症状は良くなっていきました。実家から自宅に戻り、かかりつけの小児科で相談したところ、また少しずつから食べ始めて、何か症状が出たらすぐに来てくださいと言われました。

そして、じんましんが出た日から2カ月後。小児科が開いている時間に、すぐに行けるよう万全に準備をしてから、おそるおそる卵を一口食べさせると、今度は問題なし。2回目もその後も、症状が出ることはありませんでした。

息子にじんましんが出たのは1回きりで、3歳になった今も問題なく卵を食べることができています。あのときは本当に焦りましたし、私が油断してたくさん食べさせたばっかりに、息子につらい思いをさせてしまい申し訳なかったです。実家にいて気が緩んでいたこともあるかもしれません。まさに油断禁物だなと反省した出来事でした。

※じんましんは、一度の発症では原因の特定が難しいことがあります。原因は食物だけでなく、感染症やそのほかの原因により、じんましんが出たり発熱したりすることがあります。食物が原因と考えられる場合には、医師と相談のうえ、食べる量を決めるようにしましょう。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:斉藤 ひかり

6歳女児、3歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。


監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。

ベビーカレンダー編集部

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