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リサーチャー、モデル・眞鍋 都「洗練の中に温かみをプラス」|クリエイターたちの快適空間に潜入 vol.6

  • 2021.8.11

ファッションやアートなど、さまざまな分野の表現者たちが作りあげたプライベートルームを拝見。もの選びの基準、色彩へのアプローチ、スペースの捉え方。それぞれが追求する“居心地のよさ”とは?

洗練の中に温かみをプラス

眞鍋 都
リサーチャー、モデル

テレワークをきっかけに眞鍋都さんが引っ越したのは、吹き抜けのメゾネット。窓からはたっぷりの日差しが降り注ぐ。

「以前は〝家=寝る場所〟という感じで、狭さや日当たりはあまり気にしていませんでした。でも、自宅で仕事をするならやっぱり広くて明るいほうがいいなと思って」

大きいキッチンも入居の決め手になった。「もともと料理は好きでしたが、今はオンラインミーティングの合間のいい気分転換になっています」

内装は打ちっ放しのコンクリートと白を基調にしたデザイン。だが、どこか温もりを感じるのは、「インテリアの大部分を委ねたパートナーのおかげかも」と続ける。

「私は白やベージュでまとめがちですが、彼は好きなものを直感的にどんどん置く人。知らぬ間に絵画が増えていることがよくあります(笑)。でも、考えてみれば、私が1人暮らしをしていたときは殺風景すぎたのかも。無駄を削ぎ落とすより、カラフルなアートや植物に囲まれた今の生活のほうが、より家に愛着を持てるようになりました」

部屋作りで唯一眞鍋さんが彼にリクエストしたのが背の高い植物を置くこと。窓際に置いたエヴァーフレッシュは抜群の日当たりのおかげですくすく成長。「今度はベランダでローズマリーを育てたいです」。幾何学モチーフが目を引くアートはStephen Bakerの作品。

キッチンはアイランド型。食事をするテーブルとしてだけでなくワークペースにもなる。よく使う調味料は目に見える場所において料理の合間にすぐ手にとれるように。使い忘れ防止の効果もある。オープンラックからつるしたコウモリランが日々の癒やし。

空間を縦に生かしたメゾネット。壁のあちこちに国内外のアーティストの作品を飾ってさながらミニギャラリーのよう。

ファブリック好きの彼が手がけるホームグッズブランド〈マイトン〉のブランケットや海外で出合ったテキスタイルのコレクションはひとつの場所に集めて。

2階は寝室。ベッドリネンはオーストラリアの〈Bed Threads.®〉。「ペールピンクやグリーンなどカラーバリエーションがたくさんあるので気分によって替えています」

2人がけのソファは「パシフィック ファニチャー サービス」で購入。

GINZA2021年7月号掲載

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