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本音と実情を告白。私、シタ妻になりました。「後編」

  • 2021.8.8

前回のおさらい
『「自分は浮気なんてしない」と思っていたTさんは、旦那の浮気が原因でブレーキが緩くなってしまい、「シタ妻」となってしまいました。浮気相手の男性への未練を覗かせるTさん。浮気相手の男性が、旦那以上、いや、今までの男の誰よりも好きだったそうです』

シタ妻であるTさんは、その後どうなったのでしょうか?

「私、シタ妻になりました」後編です。

前編をまだ見ていない方はこちらから→

その後彼とはどうなった?

筆者「その後、彼とはどうなったんですか?」
Tさん「関係は終わりました」
筆者「バレたとか?」
Tさん「いいえ、彼とは別れたりくっついたりしているんですけど、それで最後は、彼が長い間他県に行っていて、帰ってきてから復縁を持ちかけられたんです。でもその時は、なんかそういう関係にはならなかったですね。自然消滅ではないですけど、きっぱりお別れしたって感じでもなくて、でも、完璧に関係は終わってます」
筆者「連絡も取ってない感じですか?」
Tさん「そうですね」

浮気の影響!

筆者「彼とそういう関係になってどうでしたか? 家庭とか気持ちの面とか、何か影響ありました?」
Tさん「彼とそういう関係の時は、逆に旦那に優しくなれましたね」
筆者「罪悪感とかから?」
Tさん「それもありますけど、その時は、ダメなことしているけど旦那に優しくできて、それで家庭が上手くいくのなら、浮気もいいのかなって思ってたので、でも、彼と別れたりくっついたりしている時、パニック障害を起こしてしまって。肌荒れとかも酷くて、その時は辛かったですね」
筆者「パニック障害ですか? やっぱりあれですか、罪悪感とか子供のこととか、彼への想いとか、いっきに色々なことがのしかかったからですかね? 今は大丈夫ですか?」
Tさん「今は大丈夫です。そうなった一番の理由は、彼だと思います。パニック障害になった時は、彼に冷たくされた時でしたし、私の気持ちが彼に届いてなくって、彼の気持ちがわからなくなって」
筆者「そうだったんですね」

現在の彼女

筆者「その彼と大恋愛をして、色々辛いこともあって、今はどうですか?」
Tさん「その時は子供も小さくて、すごく大変で、でも、彼が好きだし、会いたいし、関係が終わったから、それが叶わなくって、それが一番辛かったです。だけど、彼への想いを断ち切るために、走るようになって、今ではそれが趣味になってるんですよ」
筆者「そうなんですね」
Tさん「走るようになってから体調もいいですし、気持ちも落ち着いて、昔の自分よりも少し強くなれたかなって。今は、今の自分がいるのは、彼と出会えたからだって思えるようになって、感謝の気持ちもあります」
筆者「彼がまた復縁を求めてきても、大丈夫そうですね」
Tさん「そんなことはないと思いますよ。私ももうおばさんですし、彼と出会った時も彼からしたらおばさんでしたけど、もう復縁はないと思います」

さいごに

Tさんのように、「自分は浮気なんてしない」と思っている女性でも、浮気に走ってしまうことはあります。
今日は大丈夫でも、明日のことはわからないということです。
それに、「自分は浮気なんてしない」と心に思っている貞操観念のある女性の方が、遊びではなく本気になりやすい傾向にあります。
本気の浮気から結ばれるケースもあるため一概には言えませんが、浮気という甘美な恋は、禁断の果実かもしれません。
浮気と縁遠い読者の方、シタ妻に憧れたりしないように。
(瀬戸 樹/ライター)


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