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【毎日が変わる片づけのワザ(30)】夏休み、一気にモノが増えるストレスを軽減する片づけ術

  • 2021.8.8
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整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

夏休み、一気にモノが増えるストレスを軽減する片づけ術

子どもの夏休み期間は、学校から持ち帰ってきたモノで家が溢れかえってしまう…という方も多いのではないでしょうか。家がカオスになる期間、それが長期休みです…。中3の娘も、今年も山のようなプリントや教科書を持ち帰ってきました。さらに今年は受験ということで、塾のテキストやプリントも日に日に増えており、完全に収納場所の容量をオーバーしており、あちこちに山積みになっています。

小学生だったころは、その他にも、習字道具、裁縫道具、絵具箱、道具箱、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、さらに途中まで育ったアサガオやプチトマトの鉢を持ち帰ってきたこともありました…。

子どもだけでなく、私たち大人も、日々「モノを増やして」「モノを家の中に入れて」生活しています。片付けを無理なく続けるには、「日々少しずつ見直し、不要なモノを家から出す」ことが大切です。そして、夏休みや冬休みのように「一時的にモノの量が増える」ときを想定して収納場所を確保しておくこともイライラを減らすコツです。

我が家では、リビングの収納の1段くらい常に空けておくことで、「最悪そこに全部突っ込めばスッキリする」状況を保っています。コロナ禍では私も自宅で仕事をする日が増えたので、モノが増えることでイライラしない仕組みづくりを特に心がけてきました。

(1)子どものモノを置く場所を決め、そこ以外には置かない

我が家では、娘の教科書などの勉強関連のモノを置く収納を2箇所と決めています。そこだけに置くことで、全体量も把握しやすくなります。

(2)定期的に賞味期限切れの情報がないか確認し、処分する

ノート、教科書、プリントの紙類には、情報が掲載されています。その情報が賞味期限切れではないか、また、その情報にどれだけの価値があるのかが大切なので、夏休み中には一緒にすべて確認し、処分しています。

この作業は、夏休み以外にも2〜3カ月に1回くらい行うようにしています。そうすることで娘も自然と定期的に整理する習慣がついてきたようです。特に、中間テストや期末テストなどの後のタイミングで行うのがオススメ。テストが終わったという解放感と共に片付けると「スッキリする」そうです。

・保護者向けのプリント

提出が必要なものはすぐに記入し提出できるようにしておき、提出部分以外は捨てます。しばらく必要なものは、ホワイトボードに貼っておき、用事が終わり次第処分します。

・学級便りなど

娘が最新版だけを持ち歩いているので、古いものは即捨てます。

・小テストやプリント

復習をしたいもの以外は、基本的に捨てています。

・使用済みのノート

こちらも、テスト勉強のために使ったものなどは捨てます。本人が「このノートづくりはとても頑張ったしあとで見直したいから」と言わない限りは基本捨て。小学生のときからこのようにしていることで、過去のノートの収納場所に困るということがなくてすんでいます。

・過去の教科書

我が家では、「その学校を卒業するまでは教科書は残しておく」というルールにしています。そのため、中学生の今は小学校の教科書はすべて処分済み。中学1、2年で使用していた教科書のみ、別の場所で保管しています。

(3)夏休み中は、散らかった状態をある程度受け入れることも大事

もしかしたらこれが一番大切なことかもしれません。「夏休み中は家がある程度カオスになる」という前提でいること。家に家族がいる時間も増えれば、モノが増えたり散らかったりするのはもうしかたないこと、と受け入れること。

「夏休みが終わって通常営業に戻ったら、またスッキリさせればいいか」くらいのある程度おおらかな気持ちでいる方が、イライラしながら過ごさずにすむと感じています。

実際、この記事を書いているパソコンのすぐ横にも、娘の塾の教材が積まれていますが…。この期間はこういうものだと思っているので、ストレスにならずにすんでいます。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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