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【8月8日・獅子座新月】新しいアイデンティティを創る

  • 2021.8.7
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8月8日はしし座新月です。盛夏に迎える新月は毎年、華やかなムードを運んでくれるのですが……今年は少し違う空気感が漂います。

こじんまりとした、ごくプライベートな“半径5メートルの世界”について大切なメッセージを送っているでしょう。


第4ハウスで起こる新月

8日のしし座新月は、「家・家族・居場所・自分軸」をあらわす第4ハウスで起こり、月は「視野も心の器も広げて、日常に楽しみと発見を見出す」という角度に位置します。
とても身近な環境や身内と呼べる人たちとの関係に新しい風を吹き込むといいかもしれません。
あるいは、自分が動かなくても新しい刺激がもたらされて、変わらざるを得なくなる人もいるでしょう。
「こうしなくちゃいけない」
「我慢するのは仕方ない」
ではなく、
「こうしたほうが楽しそうだ」
「どうすればもっと充実できるだろう?」
という思考を持つことが大切です。
自由な行動は未だ制限されている状況ですが、ごくプライベートな世界がどれだけ満たされているかが大事で、ストレスやぎこちなさを抱えたままではもう限界を迎えるはず。
仕事や自分の思い込みに縛られている人や、真面目であるがゆえに変わることに抵抗を覚える人は自問自答する場面があるかもしれません。
「私の毎日は楽しいの? このままでいいの?」という不安は不運を告げるものではありません。新たな一歩を踏み出す重要なきっかけになるでしょう。

楽しくなければ意味がない!

今回の新月は第4ハウスで起こりますが、7月24日のみずがめ座満月も第4ハウスで起こりました。
ホロスコープの同じ場所で続けて満月と新月が起こるのは、やっぱりそこに大事なメッセージが込められているという意味。
根本的な価値観を変えて、新しい感覚を心と身体にしみ込ませることが求められているのです。
特に、今回のしし座新月のテーマは「自分だけの楽しみを追求すること」で、自分軸には義務感やありきたりの正義感ではなく、楽しさを据えるといいでしょう。
「楽しくなければ意味がない」というくらい軽やかに心を開放するといいかもしれません。
たとえば、動画投稿や生配信をやってみたいと思いつつも、周りの目を気にしてなかなか実行できないとか。
イラストやコラムをかくことが得意なのに、他人から評価されるのがこわくて広く公開できない……という人は「やってみなくちゃわからない」と思いましょう。
“出たとこ勝負”で良いのです。
大切なのは、自分が楽しんでいるかどうか
他人がどう思うかは関係ありません。
行動を起こした先に本当の楽しさがあるので、「恥ずかしい」「自信がない」と気後れするのはもったいないこと。
とにかくやってみて、考えるのはその後でも大丈夫です。

新月に寄り添う水星

しし座新月には知性の星・水星が寄り添うのですが、これは楽しいことをとことんやり込むと、趣味や遊びのつもりでもスキルや知識が血肉になることを伝えています。
趣味が副業に発展したり、好きでやっていたことが仕事に生かせたりするかもしれません。
独りでやるからこそ伸びる能力があり、おうち時間を充実させるための知恵が家の外でも活用できるのです。
また、家族やごく親しい友人とは笑顔でおしゃべりすることを大切に。
どんなに付き合いが長くても、本音を隠して損得で付き合うような人は“ファミリー”とは呼べないはず。
純粋に「好きだから一緒にいる」と言える人を重視したほうがいいですし、ファミリーとは安心し合える関係を心がけましょう。

すべては自分のために

会社や役所に属していても、今は個人が軸になる時代です。
そして内の顔と外の顔を使い分けるより、プライベートの自分と外での自分を柔軟に融合させたほうが時代に即したアイデンティティを作れるでしょう。
おうち時間は職場のストレスを発散させるために使うのではなく、ひたすら自分が楽しむために使うことが大事。
心が満たされて日常生活の満足度が上がれば、仕事面や人間関係にも良い影響があるはずです。
人のため、会社のためと“滅私奉公”する必要はありません。
すべては自分のためと思ってください。
また、そうすることが結果的に公私のバランスを整え、新しい幸せをつかむきっかけになるでしょう。
(沙木貴咲/占い師)


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