【思考をキレイにする旅の仕方（278）】雨宿りも旅の想い出の１つ

博多駅近くを歩いていたら突然、雨が降り出し、近くのビルの入り口に逃げ込みました。

最近、よく耳にするゲリラ豪雨のようで激しくコンクリートに打ち付けます。

東南アジアのスコールのように、しばらくすれば上がりそうな気配も感じ、スマホで雨雲レーダーを確認します。

私の予想は外れ、しばらく雨雲は続々とやってきそうでした。

「ついてないなぁ」

近くで同じように雨宿りしながらスマホで確認していた女性２人組の会話が聞こえてきます。

「雨宿りも旅の想い出の１つじゃない？」

もう１人の女性が笑顔で言うと、

「そういうあんたのプラス思考は時に腹が立つ時があるのよね。雨は雨！！私は嫌なの！！」

「ついてない」と言った女性は冗談交じりで怒っています。

雨宿りも旅の想い出の１つと思っていた私に彼女の発言は刺さりました。

確かに、プラス思考が癇に障ることがあるのもわからなくはありません。

とは言え、たまたま一緒のベンチで雨宿りしたことがきっかけで、その後、一緒に散歩した方もいれば、

雨宿りがてら入った店で、美味しいランチに出会ったこともあるなど、

私には雨宿りがきっかけの想い出が多いので、やはり旅の１つとして考えますけどね。＜text：イシコ http://sekaisanpo.jp/＞