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つわり中の「専業妊婦?」発言。夫婦を続ける自信、ありますか?

  • 2021.8.7
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付き合っている間は優しい人だと思っていたけれど、いざ結婚してみると、今まで知らなかった見たくない一面がたくさん見えてくる。ちょっとした違和感からすれ違い、ふたりの関係はどんどん冷え込んでいく――。

『夫婦をつづける自信がない』(竹書房)は、そんな夫婦生活を描いたコミックエッセイだ。作者は、『親になったの私だけ?』や、『夫の扶養から抜け出したい』などの作品で知られるゆむいさん。

本書のあらすじは、以下の通り。

結婚して4年目のかな子は、正直なところ、夫と夫婦を続ける自信がない。

夫の「ナオくん」は、結婚当初から毎日のように深夜まで会社の人と飲んできたり、共働きであるにも関わらず、家事を一切手伝ってくれなかったり。仕事に関しては真面目だが、家庭を顧みようとはしなかった。しかしそれも、自分が我慢すればやり過ごせると思っていた。それに子供ができれば変わるのではないかという淡い期待もこの時はまだ抱いていた。

間もなくして妊娠するも、体調が優れずに家で休むかな子をいたわるどころか、「怠けたいからつらいフリしてるだけじゃないの?」と心ない言葉をかけてくるナオくん。何かと「わがまま」「ズルいよ」「自己責任」とかな子を責める。

「これじゃあ専業主婦にもなれてないじゃん 専業妊婦?」

ひどい言葉に傷つきながらも、つわりで反論するパワーがないかな子。次第にナオくんと共に子育てをする未来が全く見えなくなっていく。

子供が生まれてからも、夫の態度は変わらなかった。

「ナオくん、なんでこんなことになっちゃったんだろうね。」

妻に向き合うことなく、自分の意見ばかり通す夫と、そんな夫に絶望する妻。そんな夫婦生活に、ふたりは折り合いをつけられるのか――。一度でも「夫婦を続ける自信がない」と感じたことのあるあなたに読んで欲しい、リアルな夫婦の物語。

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