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イノシシを有効活用!和歌山のフランス料理人が「ジビエパイ」考案

  • 2021.8.6
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和歌山県有田川町のフランス料理店「ナチュラルガーデン」は、和歌山の上質な猪を使った「ジビエパイ」を考案した。全国の人に食べてもらうためにも、7月31日(土)から60日間にわたりクラウドファンディングに挑戦する。

ジビエパイで食品ロス問題に切り込む

和歌山県では害獣による農業被害が深刻化し、毎年約2万頭を超えるイノシシが捕獲されている。しかし、捕獲されたイノシシの10%も市場には流通していない。

この食材ロス問題を看過できなかったのが、「地産地消のフレンチ」をコンセプトに掲げる前川和宏シェフだ。「厄介者のイノシシを有効活用し、地域活性化に役立てられないか」と思案し、ジビエパイで叶える地産地消を思いついた。

臭みがない一級品のわかやまジビエ

低カロリー・高タンパクで栄養価が高いジビエ肉は、ヨーロッパでは伝統的に貴族料理に使われてきた高級食材だ。そのなかでも「わかやまジビエパイ」は、肉質格付け制度をクリアした一級品。適度な脂肪を蓄え身が引き締まり、厳格なガイドラインにのっとり新鮮な肉を瞬時に処理するため臭みはまったくないという。

ぎっしり詰まった肉質が魅力

本商品の特徴は、ぎっしり詰まった肉質感にある。程よい脂が乗ったジビエ肉をフランス料理の技法でアレンジし、地元産の濃厚なトマトと原木しいたけを用いて赤ワインやデミグラスソースで味つけ。クスクスとクミンで軽いカレー風味をつけ、親しみやすい味わいに仕上げた。

クラウドファンディングはCAMPFIREにて実施中。プロジェクト名は、『仏ミシュラン三ツ星店で修行したシェフ渾身の「わかやまジビエパイ」を届けたい!』となっている。

リターンは「ジビエパイ4個セット」や「スープ3種 + ジビエパイ2個」、「オリジナルスタッフTシャツ + ジビエパイ2個」、「有田川町産の季節野菜セット + ジビエパイ2個」、「巣ごもりコースセット + ジビエパイ2個」「スタッフ体験 + ジビエパイ2個」、「お料理教室 + レシピ+ジビエパイ2個」など。

ほかにもおもしろいリターンを多数用意しているので、気になる人はチェックしてみて。

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