大阪・梅田に初出店の「ブルーボトルコーヒー 梅田茶屋町カフェ」

スペシャルティコーヒーを楽しむための空間演出にも注目

関西では、京都に4店舗、神戸に1店舗ある「ブルーボトルコーヒー」が大阪・梅田に初出店。東京では〝サードウェーブ〟をけん引するカフェとして、既に大人気のお店。オシャレな店舗の雰囲気がとても気になっていたので、さっそく取材に行ってきました。

梅田の茶屋町にオープンした「ブルーボトルコーヒー 梅田茶屋町カフェ」。店舗に入ってまず目を引くのは、広々とした「ドリップステーション」。中ではバリスタさんがコーヒーを1杯ずつ丁寧にドリップしています。

建物全体がガラス張りで、自然光が差し込む明るい店内。温かい木の雰囲気のエントランスと、装飾をシンプルに抑えたインテリアのデザインの組み合わせがとてもスタイリッシュです。

2階にはテーブル席もあります。席間がゆったりとしていて、くつろげそうな感じでした。

フロアの中央には、同店では世界初となる体験型ラウンジ「Sense Lounge」が。半透明の敷居に囲まれた席に座ると、頭上の大きなスクリーンからは、海など自然の映像と音が流れ、それと連携して席には心地よい振動が響いてきます。映像は、朝・昼・晩と時間ごとに変化していくそう。おいしいコーヒーを手にゆったり座っていると、すーっと瞑想でもできそうな雰囲気です。

インテリアでぜひ注目してほしいのは、階段の天井から設置されている、ガラスのシャンデリア。大阪のガラス工房「fresco」が同店のオープンに合わせて作ったそうで、ブルーボトルのコーヒーをイメージしたブラウンカラー色の球体ガラスが168個も使用されています。夜、店内の照明を落とすと、またガラッと変わる雰囲気を楽しめます。

梅田茶屋町カフェ限定ティラミスやエコバッグも

コーヒーメニューには「ブレンド」と「シングルオリジンコーヒー（単一産地のコーヒー）」があり、どちらもその時期旬を迎えるコーヒー豆を使用しています。「シングルオリジン」は、豆によって爽やかなものや、落ち着いた味のものがあるので、好みを伝えて、バリスタさんに相談しても良さそうですね。

注目は梅田茶屋町カフェ限定の「ティラミス」（写真右・748円）。ブルーボトルのコーヒーを染み込ませた生地と、手作りのマスカルポーネクリームが層になり、アマゾンカカオが食感と風味のアクセントになっています。口の中でとろける生地を楽しみながらコーヒーの風味も感じられて、とってもおいしかったです。はじめて、ティラミスを「おかわりしたい！」と思いました。

写真左は、スタッフさんにおすすめしていただいた、ブルーボトルコーヒーのオリジナルドリンク「ジブラルタル」(480円）。自家焙煎したコーヒー豆を使用したエスプレッソに、同量のスチームミルクを加えたもので、社内でも人気が高いそう。ほどよい苦みで、大人のカフェオレという感じ。ホットですが、透明のグラスに入れて提供されます。

クッキーやパウンドケーキなど軽食のほか、ブランチプレートもいただけます。販売スペースにはコーヒー豆やタンブラーなどドリンクウェアがズラリ。

「これカワイイ！」と思ったのがエコバッグ。梅田茶屋町カフェのオープンを記念して、「Ball&Chain」とコラボして梅田茶屋町カフェ限定として制作されました。店舗の外観デザインを刺繍で表現しています。

「エンブロイダリー エコバッグ 」（中央・4,400円）。折りたたむと手のひらほどのコンパクトサイズになるため、持ち運びにもとても便利だそうです。ギフトにも良さそうですね。

広報担当者さんに大阪での意気込みを伺いました。「大阪初出店の場所として、劇場やテレビ局がありクリエイティブな人たちも多い、梅田の茶屋町エリアを選びました。コーヒーをゆったり楽しみつつ、クリエイティブな刺激も感じられる場所として訪れてほしい」とのこと。梅田の新たなランドマークになりそうですね。

ブルーボトルコーヒー 梅田茶屋町カフェ

大阪市北区茶屋町15-22 アーバンテラス茶屋町 A棟

営業時間：8:00～22:00

※営業時間は変更の可能性があるのでWebでチェックを

https://store.bluebottlecoffee.jp/