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こんな漢字なんだ~!【躱す】意外と読めないかも…

  • 2021.8.4

口でサラッと言っていても、漢字で表すと難しいものもあります。 今回ご紹介する「躱す」もそのひとつ。 なんと読むのか、さっそく見ていきましょう。

(1)「躱す」の読み方

意味や使い方は、ほとんどの人が正しく理解している漢字です。 ただ単純に、読むことができません。 前から虫が飛んできた際、どうしますか? そう、あの動きのことを言う漢字です。 「躱す」は「かわす」と読みます。 「交わす」と同じ読み方なので、これで忘れませんね。 よく口にしている言葉ではあるものの、漢字にするとこのように書くのです。 (『広辞苑』より)

(2)「躱す」の意味

「躱す」とは、「身をひるがえして避ける」という意味です。 自分の身に危機が迫ったとき、思いっきり躱して身を守りますよね。 普段ゆったりしていても、動きが俊敏になるものです。 自身の身だけではなく、追及などの場面でも言われます。 (『広辞苑』より)

(3)「躱す」の語源

「躱す」は「交わす」と同じ語源です。 もともと「かわす」は、「交差する」「すれ違う」といった意味で使われていました。 中国から漢字が入ってきたことにより、「かわす」は分化。 「交わす」は、入れ違いなどの「まじわる」という意味で使われるようになりました。 一方、「躱す」は避けるといった意味として使われたのです。 同じ読み方でも、漢字はたくさんあります。 それをうまく分けた人には脱帽しますね。 (『広辞苑より』)

(4)「躱す」の使い方

最後に、「躱す」の使い方をご紹介します。 「ものにぶつからないよう体を躱す」 「敵の攻撃を躱す」 「相手をうまく躱し逃げ切った」 話すうえで使うことが多いので、「かわす」を「交わす」と思っている人もいるでしょう。 避ける動作は、すべて「躱す」と書くので覚えてくださいね。 (『広辞苑』より) 「躱す」と「交わす」は、元を辿れば同じ言葉だったのは衝撃です。 日本語は奥が深いのが、よくわかります。 この機会に、よく口にする言葉の漢字を調べてみてはいかがでしょうか。 (恋愛jp編集部)

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