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『ペントハウス3』の勢いにも陰り…“人気低下”の危機迫る韓国地上波、下半期放送ドラマに懸ける

  • 2021.8.4
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韓国では最近、地上波のドラマが“日照り”状態だ。まだSBS『ペントハウス3』(原題)がリードしているが、それさえも容易ではなさそうだ。

MBCは下半期に、創立60周年記念スペシャルドラマ『黒い太陽』(原題)を、KBSは大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』(原題)を放送する予定だ。

地上波のドラマを探すことも難しくなってきた。現在、MBC『狂わない限り』(原題)、SBSとNetflixで同時配信中の『ラケット少年団』、そして『ペントハウス3』だけが、平日の夕方に放送されている人気の地上波ドラマだ。

『ラケット少年団』は8月2日に放送終了予定だったが、オリンピックの放送時間編成により最終回の放送日が延期され、来る8月9日に放送されることとなった。

中年サラリーマンの熱い人生を描いたドラマ『狂わない限り』は、チョン・ジェヨンとムン・ソリが、張り切って熱心に仕事をする会社員に深い共感と肯定のメッセージを伝えるストーリーだ。

中年サラリーマンの“オフィス生存記”という新鮮なテーマではあるが、水・木曜日の午後9時というゴールデンタイムということもあり、SBS『ゴールを殴る彼女たち』(原題)やNetflixでも配信中のtvN『賢い医師生活』シーズン2などの人気ドラマと重なり、視聴率が伸び悩んでいる。

(写真=KBS、MBC、SBS)

SBS『ペントハウス3』も単独人気を誇っていたが、この先は難しそうだ。シーズン1が韓国で最高視聴率31.1%を記録し、地上波ドラマの復活を知らせた『ペントハウス』だが、シーズン3が始まってからは酷評が相次いでいる。

シーズン3の初回から加えられたコミカルさを含んだ滑稽な演出や、生死をかけた人物の過度な設定、ずるずると引っ張るストーリーなどで多くの視聴者が離れている。去る7月30日に放送された第8話の視聴率は15.7%で歴代最低を記録した。

関係者は、「シーズン3が放送されて酷評が続いているが、『ペントハウス』はSBSの“孝子アイテム(視聴率が期待できる作品)”だ。しかし、シーズン2と3まで続き、過去に死んだ設定の人物が息を吹き返す過度な演出などに視聴者が疲れているようだ」と語った。

下半期で地上波ドラマの人気再来目指す

そこで、地上波ドラマの相次ぐ不振を見かねた放送局が、今年の下半期に大きな作品を発表する予定だ。

まずは、KBSの大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』だ。時代劇の名家であるKBSは、2016年の『チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~』を最後に大河ドラマの幕を閉じたこともあり、今回も地上波ドラマの活力になれるのか期待を集めている。

また、警察大学を背景に教授と教え子が協力して捜査を行うキャンパス警察ドラマ『警察授業』(原題)も、来る8月9日に初放送を控えている。『警察授業』はB1A4出身のジニョン、チャ・テヒョン、f(x)出身のクリスタルが出演する。

MBCも、創立60周年記念ドラマ『黒い太陽』を放送する。ナムグン・ミン主演でMBC初の金・土曜日放送となる同作は、国家情報院内部の権力争いを描いたストーリーだ。

ある放送関係者は、「地上波ドラマにはいつも危機感があった。OTT(オンライン動画サービス)の登場によって視聴者の地上波離れが著しくなり、危機感は現実となった」とし、「高まる制作費と週52時間制などで制作環境が厳しくなったので、放送局はドラマ編成を減らすなどの安全な選択をしている」と述べた。

危機感を感じる中、KBSとMBCの新ドラマが地上波ドラマに新しい風を送りこめるのか、今後に注目していきたい。

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