1. トップ
  2. 恋愛
  3. スポンジにもなるコレ!【糸瓜】あなたは読めますか?!

スポンジにもなるコレ!【糸瓜】あなたは読めますか?!

  • 2021.8.3
  • 592 views

今回は、植物の難読漢字をご紹介します。 「糸瓜」という漢字の植物ですが、どんな植物なのでしょうか。 読み方を知れば、きっとあなたも目にしたことがあるはず!

(1)「糸瓜」の読み方

お家で育てているイメージより、学校で育てているイメージが強いです。 実をつけますが、大きくなると役立つものに変身! そう、この漢字の植物は「ヘチマ」です。 観察する目的で、学校の庭で育てていることもあるでしょう。 あの植物を「ヘチマ」と呼ぶのです。 (『広辞苑』より)

(2)「糸瓜」はどんな植物?

「糸瓜」はウリ科の曼性一年草。 茎は長く、巻きひげであるため、ほかのものに絡みつきます。 実をつけますが、若いときしか食べられません。 糸瓜は完熟すると、実の中で強靭な繊維組織が網目状になります。 これを乾燥させることで、垢すりなどのスポンジになるのです。 糸瓜の完熟した実は、本当にスポンジのよう。 お家で垢すりする際、ぜひ用意してはいかがでしょうか。 (『広辞苑』より)

(3)「糸瓜」の由来

「ヘチマ」の由来は、少しユニークです。 「糸瓜」は「唐瓜(トウリ)」ともいいますが、唐瓜が変化して糸瓜になりました。 この際、「唐瓜」と「いろは順」が大きく関わっています。 いろはにほへとちりうぬ……と言った際、「トウリ」の「ト」は「へ」と「ち」の間に。 「へ」と「ち」の間(ま)にあることから、「ヘチマ」と呼ばれるようになったのです。 由来としては、おもしろいですよね。 ウンチクとして話すと、盛り上がること間違いなしでしょう。 漢字のほうの由来は、完熟した糸瓜が関係しています。 糸瓜の実から取れる繊維の部分を糸に見立て、糸の取れる瓜→糸瓜となったのです。 実際、糸瓜から糸が取れるのではなく、強靭な繊維を糸と昔の人が呼んでいました。 これが、ヘチマを「糸瓜」と表記できたきっかけです。 (『広辞苑より』) 存在感のない「糸瓜」ではありますが、じつはおもしろさがギュウギュウ詰め。 由来が「いろは」から来ていたのには驚きですよね。 糸瓜に対する見方が変わったのではないでしょうか。 (恋愛jp編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる