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別の読みがあるの?!【睡眠】もう1つの読み方知っていますか?

  • 2021.7.30

いつも読む読み方とは別に、読み方を持っている漢字があります。 今回紹介する「睡眠」もそのひとつ。 別の読み方はどう読むのか、ワクワクしながら見てください。

(1)「睡眠」の読み方

「すいみん」以外なんて知らない方のほうが多いでしょう。 ヒントは、この4文字のどこか1文字を変えるだけ。 正解は「すいめん」と読みます。 「み」を「め」に変えただけの読み方で、「めん」は呉音の読み方です。 簡単にいえば、「すいめん」とは昔の読み方のこと。 呉音とは、日本漢字音の1つ。 漢音が到来する以前より日本で使われ、仏教用語など後世まで用いられます。 今と昔では「睡眠」の読み方が違うのには驚きです。 間違っても「水面」の「すいめん」ではありませんよ。 (『広辞苑』より)

(2)「睡眠」の意味

「すいめん」は「すいみん」と同じ意味です。 「睡眠」とは、主に「眠ること。眠り」という意味になります。 難しい言い方をすれば、「脳波の変化を伴い、生命維持に不可欠な生活現象」。 このほかに、「活動を休止していることのたとえ」といった意味もあり、意外と「睡眠」の意味は奥が深いです。 (『広辞苑』より)

(3)「睡眠」の使い方

「睡眠(すいめん)」は古文でよく見られます。 有名な徒然草の一節に、「すいめん」が使われているものがあるのでそれをご紹介しましょう。 「一日のうちに飲食(おんじき)・便利・睡眠(すいめん)・言語・行歩(ぎやうぶ)・止むことを得ずして多くの時を失ふ」 この文節を訳すと、「一日の間に、食事や便通・睡眠・談話・歩行など、やむを得ないことで多くの時間を失っている」となります。 現代語として見るのは、ほぼありません。 しかし、古い文などで「睡眠」を見る機会がある場合は、堂々と「すいめん」と読み、周りを驚かせましょう。 (『広辞苑より』) 「すいみん」の読み方が今では定着した「睡眠」。 「睡眠」のように同じ漢字であるにもかかわらず、昔と今では違う読み方の漢字があります。 この機会に、調べてみるのもおもしろいでしょう。 (恋愛jp編集部)

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