ホテルニューグランドで、1964年の東京オリンピック選手村メニューを！

1927年に開業し、横浜の歴史と共に歩んできたホテルニューグランド。その2代目総料理長の入江茂忠は、1964年に最初の東京オリンピックが開催された際、選手村「女子食堂」料理長として、全国から集まった約300人のシェフと共に、選手やコーチなど 93カ国・約 7000人をもてなした。

戦後日本の復興の象徴である1964年東京オリンピックにおいて、選手村食堂に関わるシェフをはじめとする多くの人々の努力により、日本の食文化は劇的に飛躍し、日本人シェフの料理技術が世界に認められるきっかけとなった。今回のプランはその歴史や物語を、食を通して楽しんでもらいたいと企画されたものだ。

ホテルニューグランド伝統のフランス料理を受け継ぐレストラン、ル・ノルマンディでは、料理長・花木洋一郎による、伝統的な料理を多彩にアレンジしたコースがいただける。野菜入りすましスープやひらめのバター焼き、仔羊チャップのグリルなど、栄養、スタミナ重視の選手村食堂の料理を華やかに仕上げた。

コーヒーハウス、ザ・カフェでは、当時の選手村で人気を集めた「ペッパー・ステーキ」をメインにしたコースを提供。1964年当時、使用していた牛ランプ肉の代わりに、今回は赤身と脂身のバランスが良い柔らかい肉質のリブロースを使用。肉の旨味をダイレクトに味わうことができる。

1964 選手村食堂メニュー

期間／～9月5日（日）

場所／ホテルニューグランド ル・ノルマンディ（タワー館5F）ザ・カフェ（本館1F） 神奈川県横浜市中区山下町10

予約・問い合わせ先／045-681-1841（代表）

https://www.hotel-newgrand.co.jp/menu/normandie-olympic/

https://www.hotel-newgrand.co.jp/menu/thecafe-olympic/

Text: Aya Hasegawa