今回ご紹介する漢字は「水馬」。
江戸時代、馬に乗って水を渡る「水馬(すいば)」という行事でも使われている漢字です。
ですが、実は「すいば」という読み方以外にもメジャーな生き物を表す漢字でもあるのです!
一体なんと読むのでしょうか?
「水馬」の読み方!
では、早速「水馬」の読み方の発表です。
ヒントは昆虫!
水たまりや池、プールの表面を飄々と滑りゆく存在……といえば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「あめんぼ」でした!
「水馬」の意味は?
最初に「水馬(すいば)」という読み方が江戸時代、馬に乗って水を渡る行事であると触れましたが……。
改めて「水馬(あめんぼ)」の意味も調べてみましょう!
足が細長く、水面をすばやく滑走する昆虫。「あめんぼう【0】」とも。〔アメンボ科〕
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.43
また、「あめんぼ」は「水馬」の他、「水黽」と表記することも。
余談ですが、見慣れない「黽」という漢字は「あおがえる」や「かえる」の意味の他、「つとめる」や「はげむ」といった意味がある漢字らしいです。
水面を飄々と滑りゆく水馬にぴったりの漢字と言えるかもしれません!
まとめ
いかがでしたか?
「水馬」は「すいば」とも読みますが、「あめんぼ」とも読みます。そして、「あめんぼ」と読む場合は「水黽」とも書きます。
ぜひ、この機会に「水馬」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!