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「苦塩」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.1
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今回ご紹介する漢字は「苦塩」。

塩としょっぱさのように、塩と苦さは直結しにくいとはいえ、日常生活で「苦い」も「塩」も見慣れた漢字ですよね!

ところで「にがしお」という読み方以外にもメジャーな読み方があるのですが……。
一体なんと読むのでしょうか?

「苦塩」の読み方!

では、早速「苦塩」の読み方の発表です。

ヒントは塩を作る工程を思い浮かべてください!

塩とともに生じる……といえば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「にがり」でした!

「苦塩」の意味は?

では早速、「苦塩(にがり)」の意味を調べてみましょう!

〔動詞「苦る」の連用形の名詞用法〕海水から製塩したあとに残る苦い汁。豆腐を作るのに使う。にがしお。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1177

 

塩を作る過程で塩とともに生まれる「苦塩」は豆腐の元としても有名ですよね!

また「苦塩」と表記すれば難しいイメージが先行しますが、別表記「苦汁」ならばイメージも浮かびやすいのではないでしょうか?

 

余談ですが、「苦塩(にがしお)」の意味は……。

→にがり。

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.787

 

ということで、「苦塩(にがり)」と読んでも「苦塩(にがしお)」と読んでも同じく「にがり」を意味する言葉だったようです。

まとめ

いかがでしたか?

「苦塩」は「にがしお」とも読みますが、「にがり」とも読みます。そして、「にがり」と読む場合は

「苦汁」とも書きます。
ぜひ、この機会に「苦塩」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!