まさかのピザ味まで…！？個性が強すぎる“サラダチキン”を全試食ルポ

今ではすっかりおなじみの食べ物となった「サラダチキン」。定番の「プレーン」や「ブラックペッパー」だけでなく、「チーズ」や「梅しそ」など様々なフレーバーが登場しています。

しかし、今回とあるスーパーで見つけたサラダチキンは、その中でも飛び抜けて個性的でした。サラダチキンの進化は、とうとうここまで来ていたんですね…！

個性が強すぎるアマタケのサラダチキン

今回ご紹介するのはこちらの3種類。サラダチキンを初めて作ったアマタケから販売されている、「サラダチキンむね一枚肉プレーン」（税込300円）、「サラダチキンランチピザ味」（税込278円）、「サラダチキンdeliヒヨコ豆スパイスカレー」（税込300円）です。

ピザにスパイスカレーと実に個性的なフレーバーですが、ほかにも「コーンポタージュ味」や「焼きそば味」など変わり種がラインナップしています。さすがサラダチキンの第一人者といったところでしょうか…。

まずはプレーンを実食

まずは基本である「サラダチキンむね一枚肉プレーン」をいただきます。

鶏肉は「フランス赤鶏」を使用。フランス産岩塩でまろやかな塩味に仕上げ、風味づけに北海道産の昆布だしを加えているんだとか。数ある中で、もっとも素材感を残したサラダチキンなんだそうですよ。

気になる栄養成分はこちら。100gあたり、エネルギー111kcal、たんぱく質23.4g、脂質1.6g、炭水化物（糖質）0.7g、食塩相当量0.7となっています。

パッケージから取り出して、お皿に盛り付けてみました。乳白色で平たく、スーパーなどで見かけるプレーンのサラダチキンと、見た目にそれほど違いはありません。

早速食べてみたところ、むっちりと噛みごたえがありますが、パサパサとした感じはほとんどありません。肉の嫌な臭みもなく、ほのかな塩味が効いていて食べやすいです。

1パック100gなのでペロリといただけますが、食感がしっかりしているためか重量以上のボリュームを感じました。今回はそのままいただきましたが、お好みで野菜などと一緒に食べるのもおすすめとのことです。

気になるピザ味、その仕上がりは…？

次は「いったいどんな味なのか」とても気になる「サラダチキンランチピザ味」をいただきます。

ちなみに、「サラダチキンランチ」というシリーズ名は“〇〇みたいな味がする！主食の味に作り上げた思いがけない組み合わせや味が楽しめるサラダチキン”から来ているそうです。

パッケージ裏面にも、“ピザみたいなサラダチキンです”と自信にあふれる文言が。

カロリーの代名詞的存在である「ピザ」とヘルシーの代名詞的存在である「サラダチキン」の奇跡の融合…。よりいっそう味が気になってきました。

気になる栄養成分はこちら。1パック90gあたり、エネルギー114kcal、たんぱく質19.6g、脂質3.2g、炭水化物2.0g（糖質1.4g、食物繊維0.6g）、食塩相当量1.4gとなっています。

トマトピューレーやトマトミックスソースで赤く染まったサラダチキンからは、ところどころナチュラルチーズ、プロセスチーズが顔をのぞかせています。たしかに、どこかピザを連想させるビジュアルです。

おそるおそる食べてみたところ、「サラダチキンむね一枚肉プレーン」に比べ食感はほろほろとやわらかめ。

ど派手なビジュアルに反して、味はそこまで濃くなく、鶏の旨みの後からほんのりとしたトマトの酸味とまろやかなチーズがやってきます。

裏面の説明にしたがって、600Wの電子レンジで10〜15秒ほど温めてみたところ、チーズがとろ〜りとろけよりやわらかい食感になりました。このまま食べてもよいですが、パンなどにのせていただいてもおいしそうです。

最後はスパイスカレー味を

最後に、とりわけ目を引くビジュアルの「サラダチキンdeliヒヨコ豆スパイスカレー」をいただきます。

なお、「サラダチキンdeli」シリーズは「サラダチキンランチシリーズ」の進化版とのこと。ご覧の通り、大きな具材をたっぷりトッピングされている点が特徴です。

ヒヨコ豆×スパイスカレーとなんともおしゃれで本格的な組み合わせ。はたして、サラダチキンとの相性はいかほどのものでしょうか？

栄養成分表示はこちら。1パック103gあたり、エネルギー141kcal、たんぱく質17.9g、脂質4.0g、炭水化物8.3g、食塩相当量1.5gとなっています。ほか2つに比べて、どの数値もやや高めです。

また、ほか2つに比べて「サラダチキンdeliヒヨコ豆スパイスカレー」は香りもかなり強め。開封すると、中からスパイシーなカレーの食欲そそる香りがふわっとただよってきました。

あらためてみても、とてもサラダチキンとは思えないインパクトあふれるビジュアルをしています。肉の部分はカレー色に染まっており、表面にはチーズ、ひよこ豆などが豪快にトッピング。糖質などがやや高めになってしまっているのも、これなら理解できますね。

辛さはそこまで強くなく、鶏肉の旨みをカレーの風味が引き立てています。マイルドなチーズ、ほくほくとしたひよこ豆も、アクセントとしてしっかり活躍していました。

こちらもおすすめにしたがって、600Wの電子レンジで30秒〜40秒ほど温めていただいてみたところ、よりカレーの香りが引き立ってさらにおいしくなりました。しっかり味がついているため、そのまま食べることはもちろん、おかずとしていただいても良さそうです。

サラダチキンライフが充実しそう

「サラダチキンは味気ないからちょっと…」と思っていた方もいらっしゃると思いますが、アマタケの個性的なサラダチキンの数々ならその心配は一切なし。

今回取り上げたフレーバーのほかにも、冒頭で挙げたものから「ペペロンチーノ味」に「鶏めし味」など、実に多彩なラインナップを誇ります。気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックされてみては？

筆者：松本陸杜／ライター

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