人の風貌を表す言葉って世の中にたくさんありますよね。
日本語は他言語よりも、表現が豊かと言われているそうですよ。
今回ご紹介する漢字は、そんな表現を表す言葉の一つである「厳つい」です。
さて、一体なんと読むのでしょうか?
「厳つい」の読み方
「厳」という漢字から、少々きつめな表現の言葉であることは予想できるかと思います。
もしかしたら、漢字ではなくひらがなで使っている方もいらっしゃるかもしれません。
お分かりになりましたか?
それでは読み方を発表します。
正解は「いかつい」でした!
「厳つい」の意味
「厳しい(きびしい)」や「厳格(げんかく)」など、使用される機会の多い「厳」という漢字。でも、「厳つい(いかつい)」という読み方があることは、案外知らなかった方も多いのではないでしょうか?
それでは、辞書で意味を調べてみましょう!
かどばってごつごつしたさま。いかめしい。ごつい。
出典:大修館書店「明鏡国語辞典」第二版 (2011年出版)
「厳つい顔の人」はなんとなく怖いイメージがありますよね。一方で、いざ話しをしてみたら「あれ? 意外と優しい…」なんてことも。そのギャップに、ついクラッと来てしまう方も多いのではないでしょうか?
また「厳つい」は、人だけでなく、車や動物など色々なものに使うことができます。例えば、「あの車は厳ついなぁ」なんて具合です!
まとめ
いかがでしたか?
普段使い慣れている言葉でも、意外と漢字表記を知らないことがありますよね。
この機会にぜひ他の表現の漢字についても調べてみてくださいね!