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「草石蚕」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.8.18
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今回出題する難解漢字はとってもユニーク!

なんと、「草(くさ)」「石(いし)」「蚕(かいこ)」が組み合わさった「草石蚕」です。

一つは一つはいたって簡単な漢字ですが、組み合わさると何と読むのか…。

みなさんは、ご存知ですか?

「草石蚕」の読み方!

もちろん「くさいしかいこ」なんて読み方はしませんよ! ちなみに、読み仮名は小文字も含めて合計四文字です。

日常的に食べる方は少ないかもしれませんが、お正月に食べるおせち料理に欠かせない食材としても知られています。梅酢漬けした「草石蚕」を、みなさんも一度は食べたことがあるはずですよ。

いかがでしょう、読み方は分かりましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は、「ちょろぎ」でした!

「草石蚕」について

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おせち料理に欠かせない食材の一つである「草石蚕(ちょろぎ)」。「丁呂木」、「丁梠木」とも表記します。

名前は聞いたことがあるし、なんなら食べたこともある…でも、どんな植物なのか具体的には知らない。なんて方も多いと思いのではないでしょうか?

せっかくですし、この機会に覚えていきましょう!

〘名〙 シソ科の多年草。中国原産で根茎を食用にするため栽培される。高さ三〇~六〇センチメートル。全体にあらい毛を密布。地中に節がくびれた芋状の白い塊茎がある。葉は柄をもち対生。葉身は長楕円状卵形で先はとがり、縁に鈍い鋸歯(きょし)がある。秋、茎の先に紅紫色の筒状唇形花を数段輪生する。漢名、草石蚕。ちょうろぎ。ちょうろく。じいなも。《季・夏/新年》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

なぜ「草石蚕」なんて不思議な表記をするのか。

その理由は、「草石蚕」が「石蚕(いさご)」という昆虫のお腹を連想させるビジュアルをしているからなんだそうです。

たしかに、「草石蚕」の独特なあの形は、昆虫に近いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「草石蚕」は「ちょろぎ」と読みます。

難解漢字には、このように生物の特徴にちなんでいるものも多くあります。読み方を考える際のヒントになるかもしれないので、ぜひ覚えておきましょう!

※画像はイメージ


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