皆さん「雨虎」という言葉をご存知ですか?
実は「雨」と「虎」という2つの漢字からはあまり想像できないような海の生き物を表しているんです…!
この漢字、正しく読むことができますか?
「雨虎」の読み方とは?
「雨虎」とは、海に生息する軟体動物を表した言葉です。
ナメクジに似たフォルムの生き物なんですが、ご存知の方はいますでしょうか?
正解は「アメフラシ」でした!
「雨虎(アメフラシ)」について
「雨虎(アメフラシ)」を調べてみましょう!
腹足綱アメフラシ科の軟体動物。潮間帯にみられ、体長約40センチ。ナメクジに似て軟らかく、体内に薄い貝殻をもつ。体色は黒褐色で白斑がある。刺激すると紫色の汁を出す。
出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)
また、「雨降」と表記することもできます。ちなみに、英語では「Sea hare」(hare=ノウサギ)や中国では「海兎」と表されています。
「海虎」と「海兎(Sea hare)」では用いられている動物にだいぶ違いが見られますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「雨虎」は「アメフラシ」と読むことができます!
アメフラシは水族館で展示・飼育されていることがあります。足を運ぶ機会がある方はぜひチェックしてみてください!
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