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「何卒=なにそつ」じゃない!読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.8.6
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「今後もご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」

手紙やメールの最後に、このような言葉をつけたことのある方は多いはず。しかし、口に出したことはない…という方も多いと思います。

そのため、いざ読もうとして「何卒…?」ってなったりしていませんか? 実はこちら、「なにそつ」ではないんですよ。さぁ、正しく読んでみてください!

「何卒」の読み方!

社会人になったらよく使う言葉なので、いざという時に間違って読んでしまったら大変!

そんな「何卒」を、みなさんは正しく読めましたか?

それでは、読み方を発表したいと思います。

正解は、「なにとぞ」でした!

「何卒」の意味

「卒」は「卒園(そつえん)」「卒業(そつぎょう)」「卒アル(そつある)」など、「そつ」と読むことがほとんど。そのため、「何卒(なにとぞ)」と正しく読めなかった方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちなみに、意味は下記の通りです。知らないで使っていた…なんて方も多いのではないでしょうか?

〘副〙 (代名詞「なに(何)」に助詞「と」「ぞ」が付いてできたもの)
① 手段を尽くそうという意志を表わす。どうぞして。なんとかして。なにとぞして。
② 相手への強い懇願の気持を表わす。どうか(…して下さい)。どうか(…でありますように)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「丁寧な気がするから」となんにでも「何卒」とつけるのは間違い!

言葉の正しい意味を理解して使いこなすのも、社会人に必要なスキルの一つですよ。この機会にぜひ覚えていってくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「何卒」は「なにとぞ」と読みます。

こちらのほかにも、「よく使っているけれど正しい読み方を知らなかった…」なんてケースは多いものですよ。みなさんも、心当たりがあるのではないでしょうか?


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