簡単な字でも組み合わせによって読めなくなってしまう漢字があります。
今回はそんなパターンの漢字をご紹介いたします。
「然程」という字です。
いったい何と読むのでしょうか?
「然程」の読み方!
実は「然程」は日常生活やビジネスでもよく使う言葉です。
例文を元に考えてみましょう!
「然程悪い病気ではないようです」
どうやら「それほど」「たいして」悪くない状態のようですね。
それでは正解を発表します。
正解は「さほど」でした!
「然」を「さ」と読むことは驚きですね。
「然程」の意味
さっそく「然程(さほど)」を辞書で調べてみましょう。
「それほど」の意の、やや改まった表現。「今はー苦痛は感じない」表記「左程」は、借字。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.607
「然程(さほど)」の他にも「左程(さほど)」の表記もあるようですね!
また「左程(さほど)」は借字です。
借字とは漢字の意義に関係なく、漢字で書き表わす語句の表記方法のことです。
まとめ
いかがでしたか?
「然程」と書いて「さほど」と読みます。
簡単な字でも、組み合わせによって読めなくなってしまう漢字があるのは驚きですね。
他にも日常生活の様々な言葉に漢字は当てられています。
気になった方は是非調べてみてくださいね!