簡単な漢字でも、組み合わせ次第によって読む事が難しくなることがあります。
今回はまさに、そのような漢字の典型的なパターンをご紹介しましょう!
「小竹」という漢字、「こたけ」や「しょうちく」「おたけ」などの読み方がありますが実は珍しい2文字の読み方もあるんです。
さぁ、一体何と読むのかわかりますか?
「小竹」の読み方!
「こたけ」以外読み方が思い浮かばない方もいると思います。
そこで例文を元に考えてみましょう!
「パンダが小竹を食べてるのを見に、多くの観光客が押し寄せた」
パンダが食べているものといえばなんでしょうか?
ここまで来ればわかった、という方も多いと思います。
そう、正解は「ささ」です!
「小竹」の意味
さっそく「小竹(ささ)」を辞書で調べてみましょう!
「小竹」と同じ意味の「笹(ささ)」で辞書を引いてみると…
【笹】竹の中で背の低いものの総称。特に、茎が成長したのちも皮が残るもの。葉は、食品の保存などに使う。種類が多い。表記「小竹」とも書いた。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.594
とありました。
パンダが食べるもの、というイメージがありますが、実は人間が食べる食品の保存にも使われます。例えば、北信越地方には「笹寿司」という郷土料理もあるんですよ。
ほかにも、あんこ入りのヨモギ団子を笹の葉で包んだ「笹団子」と呼ばれるものがありますよね。
まとめ
いかがでしたか?
「小竹」は「ささ」と読みます。
他にもまだまだ面白い難読漢字はたくさんあります。
気になった方はせひ調べてみてくださいね!