「幾許」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

小学校や中学校で覚えるような漢字でも、組み合わさると途端に読むのが難しくなることがあります。

今回はそんなパターンの漢字をご紹介いたします。

「幾許」という漢字なのですが、一体何と読むのでしょうか？

「幾許」の読み方！

「幾」という字は「幾何学（きかがく）」で使われているように「き」とに読む事が多いですが、今回はそのような読み方はしません。

さっそく例文を元に「幾許」の読み方を考えてみましょう！

「ギャンブルの末、手元に残った資金は幾許もない」

どうやら「幾許」とは「数量や程度」を表わす言葉のようですね。

それでは正解を発表します！

正解は「いくばく」でした！

こんな表記があったのか、と思った方は多いのではないでしょうか？

「幾許」の意味

さっそく「幾許（いくばく）」を辞書で調べてみましょう！！

どれほど。「もはや余命ーも無い」表記「《幾・｛幾何｝・｛幾許｝」などと書く。

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.69

 

「幾許（いくばく）」の他にも「幾何（いくばく）」などと表記される事もあるようです。

聞いたことはあるけど、日常生活であまり使わないから意味がよく分からなかったという方も、辞書を引くことによって理解が深まったと思います。

まとめ

いかがでしたか？

「幾許」は「いくばく」と読みます。

「幾」を「いく」、そして「許」を「ばく」と読むことはあまりないですが、知っていて損はないと思います。

他にも、もっといろいろな漢字を知りたい方は是非調べてみてくださいね！