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「不知」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.18
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皆さん、学生時代の授業で「古文」は得意でしたか?

同じ日本語でも今では使わない言葉も多いため、覚えなくてはいけない言葉が多くて大変だった、という方も多いかもしれませんね。

今回は、そんな古文で習うような古い言葉を表す漢字をご紹介します。

「不知」というのですが、一体何と読むのでしょうか?

「不知」の読み方!

「不知」は「ふち」や「しらず」と読む事もできますが、今回当てていただきたいのは別の読み方です。

上二つ以外となると、全く読み方の検討もつかない…という方も多いと思います。

今回はかなり難問です。当てられたらスゴいですよ…!

それでは、正解を発表します。

正解は「いさ」でした!

「不知」の意味

さっそく「不知(いさ)」を辞書で調べてみましょう!!

さあ、どんなものかと強い疑問を表わす。「余人はー知らず[=どうか分からないが、自分だけは]」表記 もとは「{不知}」と書いた。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.71

 

「不知」とは「強い疑問を表わす」言葉だったんですね。

ちなみに、引用内の「余人(よびと)」とは「当事者以外の人、他の人」という意味です。現在でも使われている言葉なんですよ。

「余人を交えずに当事者だけで話し合おう」などというように使われます。

ちなみに、もう1つの読み方である「不知(ふち)」の意味を辞書で調べてみると…。

知らないこと。「1文ー[=1文字も読み書き出来ないこと]」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1370

 

まさに文字通りといった感じですね!

まとめ

いかがでしたか?

「不知」は「ふち」「しらず」のほかに「いさ」と読みます。

見慣れた漢字でも、昔は全く異なる読み方、意味で使われていた、なんてことも多くありますよ。

気になる方は、ぜひ色々調べてみてくださいね!