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「天手古舞」は何と読む?“忙しく動き回る”様子を表す、あの言葉なんです

  • 2021.9.26
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朝の時間の過ぎ方は、他の時間帯と同じ1分1秒とは思えないほど早く感じるものです。朝食に歯磨き、シャワー、身支度をこなしているうちにあっという間に出発時間に…。

今回はそんな「とても忙しく動き回る事」に関した漢字をご紹介したいと思います。

「天手古舞」という字なのですが、一体何と読むのでしょうか?

「天手古舞」の読み方!

簡単な字の組み合わせですが、四文字熟語だと少し堅苦しいイメージがあるかもしれません。

ですが、この「天手古舞」は特別に難しい読み方はしませんよ。

「天」「手」「古」「舞」1文字ずつ丁寧に考えれば、答えが出てくるはずです!

それでは、正解を発表します。

正解は「てんてこまい」でした!

「天手古舞」の意味

まさか「てんてこまい」に漢字表記があるなんて…と、疑問に思われた方も多いと思います。

ちなみに、みなさんは「天手古舞」の正しい意味を知っていますか? 知らないまま雰囲気で使っているという方もいらっしゃると思うので、辞書的な意味をご紹介します!

目の前の用事に追われ続けて、そのやり方の良し悪しなど考える暇もないほど忙しく動き回ること。表記「天手古」は、借字。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1081

 

「天手古」は借字なのですね! なお、借字とは漢字の意義に関係なく、漢字で書き表わす語句の表記方法のことです。

一日のスタートからつまずいて「天手古舞」にならない為にも、早寝早起きを心がけましょう! できれば、朝食もしっかり食べられるといいですね。

まとめ

いかがでしたか?

普段ひらがなやカタカナで使っている言葉でも、そのほとんどに漢字が当てられています。

身近な言葉に隠された漢字表記が気になった方は、ぜひ調べてみてくださいね!