普段見慣れている漢字でも、異なる表記ができる場合があります。
今回は、異なる表記をすることによって、急に読めなくなってしまう漢字をご紹介したいと思います。
「敲く」という字です。
いったい何と読むのでしょうか?
「敲く」の読み方!
「高」という字に「支」のような字の組み合わせですが、「始めて見た」という方が多いと思います。
そこで全くわからないという方にヒントです。
例文を元にして考えてみましょう。
「むだ口を敲く暇があるなら行動してください」
例文から何となくわかった、という方も多いのではないでしょうか?
それでは正解を発表します。
正解は「たたく」でした!
こんな表記をするとは驚きですね…!
「敲く」の意味
さっそく「敲く(たたく)」を辞書で調べてみましょう!!
「敲く(たたく)」と同じ意味の「叩く(たたく)」で辞書を引いてみると…
①繰り返し打つ。「専門家の意見をー[=聞いてみる]」②相手が音(ネ)を上げるまで、連続的に激しい事をする。「陰口をー/むだ口をー/ライバル(出端)をー」表記「〈敲く」とも書く。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.949
辞書を引くことによって、今まで知らなかった様々な使い方を発見する事もありますね。
まとめ
いかがでしたか?
同じ読み方や意味の漢字表記は一つとは限りません。
気になった方は他にも調べてみてくださいね!