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そのダルおも、放置しちゃダメ!「梅雨特有のむくみ」即日解消リセットプラン3つ

  • 2015.7.6
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梅雨に入り、ジメジメした日が続くとなんだか原因は分からないけど、“体調がイマイチ”と感じる方が多いのでは?

実は、梅雨時期は普段より身体の“むくみ”が起きやすい季節なんです。むくみを解消するだけで、スッキリしない不調やその日の気分がスッキリする場合があります。

そこで今回は、梅雨時期に陥りやすい“むくみ”をその日に解消させる“むくみリセットプラン”を3つご紹介します。

 

■1:必要以上の「水分摂取」は毒になる!?

東洋医学では“水毒”というものがあります。水毒は体内に余分な水分がたまり、排泄されないことで身体に様々な不調を引き起こす原因となります。むくみもその一つです。

特に、梅雨時期は蒸し暑いといって水分をガブガブと飲むと体内に余分な水分が溜まり、トイレの回数が少ないなど体外へ排出されずにいると水毒の要因につながります。

そして、梅雨時期にむくむもう一つの理由として“外気の湿気をカラダが吸っている”ことが挙げられます。これは、外気の湿気が多くなると、皮膚表面から蒸発・発散される汗が出にくくなり、そうなると皮膚から出ない汗は肌に停滞して“むくみ”に発展するのです。

特に、「寝起きに顔がパンパンに浮腫んでいる!」なんて方は、水分過多や日中の運動量が極端に少なく、汗の量が少ない可能性があるので、水分摂取量を見直してみましょう。

ちなみに、人間の体は約65%が水分でつくられており、1日に必要な水分摂取量は1~2リットル程度です。

 

■2:お風呂は「むくみリセット入浴法」で!

日中は気温が上がったのに夜になると急に寒くなったりと、寒暖差があるこの季節。蒸し暑いからといってお風呂は湯船に浸からずにシャワーで済ませて、そのまま薄着で寝てしまう方も多いのでは。

暑い時期こそ重要なのが体温調節の“汗をかくこと”です。暑い夏を乗り切るためには、梅雨時期に汗腺の機能を高めておき、体温調節を正常にできるようになっておくことがカギとなります。

汗腺は体内の温度を正常に保つのに必要な機能で、私たちは汗をかくことによって熱を体外へ逃すことで体温を調節しています。ですので、今まで汗をかかなかったなという方は特に湯船にしっかりと浸かることが大切です。

<オススメ入浴法>

→「38度のお湯に、5分入浴して、身体を洗い、また5分浸かる」でOK。

湯船を出たり入ったりすることにより、身体へ負担のない心地の良い疲労感を与えてくれます。

湯船の温度は38度ほどが、副交感神経という睡眠を促す神経が働きやすくなりオススメです。逆に、38度以上の熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、身体が体温調節をしようとしてと冷えようとしますので、湯船の温度には注意しましょう。

 

■3:「Aウォーキング」でむくみ女子とサヨナラ!

特にデスクワークの方で多い悩みが“足のむくみ”。梅雨時期はオフィスのエアコンで身体が過剰に冷えてしまいがちです。さらに足のむくみは、足のふくらはぎの筋肉を使わないことで起こりやすいのです。

ふくらはぎは“第二の心臓”と言われ、下半身の血流を上半身に戻す役割を担っています。今の時期は、“座りっぱなし&梅雨による過剰な水分&身体の冷え”により、むくみがいつも以上に気になりがち。

そこで、むくみ撃退に効果的なふくらはぎの筋肉をしっかりと使う歩き方の“Aウォーキング”をご紹介します!

イメージはアルファベットの“A”をイメージしながら、しっかりと踵から着地し、足の親指で地面を蹴り上げて歩きます。この時、ふくらはぎの筋肉がどんどん刺激され、血流がよくなるのでむくみ防止に効果的な歩き方なのです。

ここで気を付けたいのが、膝を曲げた状態で猫背姿勢で歩いていると、足を引きずるような格好での歩行となることから、ふくらはぎではなく“すね”の筋肉を使ってしまいます。

ふくらはぎをしっかりと使うことこそが、下半身の血液、リンパの流れをスムーズに流してくれますので、仕事帰りに一駅ほど歩くところから始めてみてくださいね。

目安は20分ほどがいいでしょう。筆者も仕事が終わるとしっかりとAウォーキングで40分歩いて、むくみ女子にならないように工夫をしています。

 

むくみが続くと、身体が重くボーっとしたりやる気も減退しがちになります。1日の終わりにその日のむくみを解消して身体の状態をチェックしながら慢性化させないようにしましょうね。

(姿勢調律士:野口早苗)

【著者略歴】

※ 野口早苗・・・3歳からのダンス経験を生かし、ニューヨーク、国内にてプロダンサーとして活躍後、ピラティス、オステオパシーを学び、姿勢調律士として活 動を始める。青山sanareサロンの代表を勤め、アーティスト、モデル、スポーツ選手など著名人から一般の方まで幅広く支持を受ける。

正しい姿勢」が自らの身体、メンタルを整える方法として役立つことを痛感し、姿勢の研究を行い、(社)日本姿勢調律協会を立ち上げる。協会では「L で座ってIで立つ•Aウォーキング」をキャッチコピーとして姿勢指導を行う他、「心×技×体」の教えを元に、痛みのケア方法やメンタルコーチングも行う。 講師養成と共に子供の健やかな成長へのサポート、高齢者のケアなど幅広く活動を広げる。

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