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「口号む」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.3
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今回ご紹介する漢字は「口号む」。

「口」、「号」は小学低学年で習う漢字です。誰もが知っているはずの漢字を組み合わせたものですが…

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「口号む 」の読み方!

では、早速「口号む」の読み方を発表します。

「くちごうむ」と読んだ方は、不正解!もちろん「こうごうむ」でもありませんよ。

ヒントは頭に浮かんだことを軽く口に出すときに使う言葉です。

「思い出の歌を口号む」や「お気に入りの詩を口号む」などのように使うことが多いでしょう。

「口号む」の「口」はそのまま「くち」と読みますよ。

「号む」の読み方がわかれば答えが出てきます!

ほかの漢字では「口遊む」や「口吟む」と書くことも可能です。

さて、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「くちずさむ」でした!

「口号む」の豆知識

では、「口号む(くちずさむ)」とはどういう意味なのでしょうか。

心に浮かんだ詩歌などを軽く声に出す。くちずさぶ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.495

 

「号」は「暗号」や「号令」のように使われることが多いですが、もともとは「号ぶ(さけぶ)」という意味をもつ漢字です。

ですが、「口」と合わせて「口号む」とすることで、「さけぶ」のではなく「軽く声に出す」様子を意味するようになります。

ほかの漢字を合わせて使うことで漢字そのものがもつ意味とは違う使い方になるのは、おもしろいですね!

まとめ

いかがでしたか?

「口号む」は「くちずさむ」と読みます。

「くち"ず"さむ」なのか「くち"づ"さむ」なのか迷ってしまうこともあるでしょう。

もともと「口号む」は「荒む(すさむ)」から生まれた表現だと言われているので、正しくは「くちずさむ」で覚えておいてくださいね!