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「左右」は「さゆう」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.10.1
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「右を見て左を見て、また右を見て…」

横断歩道を渡るときは「左右(さゆう)」をよく確認するよう、小さいときに口酸っぱく言われたことでしょう。

さて、上記のように「さゆう」と読むことが多い「左右」ですが、実はほかにも読み方があります。

さぁ、一体何と読むかわかりますか?

「左右」の読み方!

そのまま「ひだりみぎ」と読まなくもありませんが、今回は難解漢字の問題です。違う読み方を考えてみてくださいね。

ヒントはいろいろなもの、さまざまなものを指すときに使う言葉です。

「左右するうちに」や「左右周りがやかましい」のように使うことが多いでしょう。

よく使う表記で表すと「兎角」となります。

これでもうわかりましたよね。

正解は「とかく」でした!

「左右」の豆知識

「とかく〜」とはよく使う表現ですが、具体的な意味をご存知ですか?

この機会に辞書で確認しておきましょう!

①漠然とさまざまな物事を表す。あれやこれや。なにやかや。いろいろと。
②そのようになりやすいさま。ともすると、ややもすると。
③あれこれの事情は別として。ともかくも。いずれにしても。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1230

 

普段は「左右」よりも「兎角」と書くことのほうが多いですよね。

日本の場合「右」は、はらいを書いて横棒、「左」は横棒を書いてからはらうのが正しい書き順です。

小学生のころ必死に書き順を覚えた方も多いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「左右」は「とかく」と読みます。「さゆう」以外の読み方を初めて知った、という方がほとんどかと思います。

ぜひ、この機会に「左右」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!