授業中や仕事中にうっかりおしゃべりをしてしまい「私語をつつしむように!」と注意されている光景、一度は見たことがありますよね。
この場合「私語」は「しご」と読みますが、実はほかにも読み方があるのをご存知でしょうか。
今回ご紹介する漢字は「私語」。
「しご」以外になんと読むのかわかりますか?
「私語」の読み方!
では、早速「私語」の読み方を発表します。
ヒントは、小さな声でひそひそと話すことを表す言葉です。
「愛の私語」や「川の私語」などのように使うことが多いでしょうか。
他の漢字では「囁き」と書くこともできますよ。
漢字が得意な方なら、そろそろ読み方がわかったかもしれませんね!
正解は「ささやき」でした!
「私語」の豆知識
では、「私語(ささやき)」とはどういう意味なのでしょうか。
ささやくこと。また、その声や音。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.672
ちなみに「ささやく」の意味は次のとおりです。
①声をひそめて話す。ひそひそと話す。
②ひそかにうわさされる。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.672
「私語」は「ささやき」のほかに「ささめごと」や「ささめき」とも読みます。どれも意味は「ささやき」と同じです。
「私語」を「しご」と読む場合は、次のような意味になります。
公の場で、ひそひそと勝手に話すこと。また、その話。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.725
まとめ
いかがでしたか?
「私語」は「ささやき」と読みます。
「しご」と読む場合も「ささやき」と読む場合も、ひそひそ話すことを意味していますよ。
たとえ小さな声でひそひそ話したとしても私語には変わりないので注意しましょう…!