今回ご紹介する難解漢字は「劇しい」です。
「劇場(げきじょう)」などにも使われている「劇」に、「しい」という送り仮名がついています。
普段見慣れない組み合わせですね…。
一体なんと読むのかわかりますか?
「劇しい」の読み方!
では、早速「劇しい」の読み方を発表します。
ヒントは物事の勢いが強いときに使う言葉です。
「劇しい雨が降っている」「劇しい口論が続いている」のように使います。
普段使っている漢字だと「激しい」と書くことが多いでしょう。
さあ、もう読み方はわかりましたね。
正解は「はげしい」でした!
「劇しい」の豆知識
「激しい」と異なる表記になっていますが、意味も違っているんでしょうか?
「劇しい(はげしい)」について辞書で調べてみると、次のように説明されていました。
①勢いがきわめて強いさま。
②感情・性質などが荒々しいさま。激情的である。
③程度・頻度などがはなはだしい。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1394
どうやら「劇しい」も「激しい」も漢字が違うだけで意味は同じのようですね!
まとめ
いかがでしたか?
「劇しい」は「はげしい」と読みます。
ぜひ、この機会に「劇しい」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!